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「犬や猫がいるから、夏はエアコンをほぼ24時間つけっぱなし。電気代が高いけど、 冷房を切るわけにもいかない。電力会社を変えれば安くなるのかな?」
こんな疑問を持っている人向けの記事です。結論からいうと、 電力会社や料金プランを変えることで安くなる可能性はあります。ただし、誰でも安くなるわけではありません。
ペットがいる家庭では、単純に「一番安い電力会社」を探すより、 24時間動かしにくい冷房負荷と料金プランの相性を見ることが大切です。
この記事でわかること
- 犬・猫がいる家庭で電力会社を変える価値がある条件
- 24時間エアコン世帯に向く料金プラン・向かない料金プラン
- 市場連動型プランを選ぶときの注意点
- 乗り換えたほうがいい人・現状維持したほうがいい人
大事なのは、ペットのための冷房を削ることではありません。 減らしにくい電気なら、使い方ではなく「料金の仕組み」を見直す。 この記事では、この順番で考えていきます。
犬・猫がいてエアコン24時間なら、電力会社変更で安くなる可能性はある
まず答えです。犬や猫のためにエアコンを長時間使う家庭は、 電力会社や料金プランを見直す価値が比較的大きくなりやすいと考えられます。
理由はシンプルで、使用電力量が多いほど、1kWhあたりの料金差が年間の支払額に影響しやすいからです。 ただし「新電力に変えれば安い」という意味ではありません。
30秒で結論
「12か月の年間料金」「24時間の使用パターン」「燃料費・市場価格などの調整方法」の3つを比べ、 キャンペーンを除いても差が残るなら、乗り換えを検討する価値があります。
| 確認すること | YESなら | NOなら |
|---|---|---|
| 夏以外も含めて年間の電気使用量が多い | 料金見直し効果が出る可能性あり | 差額が小さい可能性あり |
| 12か月分の使用量を確認できる | 年間比較へ進む | まず明細を集める |
| 現在の燃料費調整額などを確認できる | 実請求で比較できる | 単価比較だけで決めない |
| キャンペーンなしでも候補が安い | 有力候補 | 2年目以降を再確認 |
| 解約条件や料金変動リスクを許容できる | 乗り換え候補 | 現状維持も合理的 |
乗り換えメリットが出やすいケース
特に確認したいのは、「電気をたくさん使っていること」そのものより、 現在のプランが、その使い方に合っているかです。
- 年間を通して電気使用量が多い
- 高使用量帯の電力量料金が高い
- 現在のプランにあまり使っていない付帯サービスがある
- 同じ使用量でも年間総額が安い候補がある
- セット割を失っても料金差が残る
たとえば夏に600kWh使う家庭なら、広告に書かれた「○円/kWh」だけでなく、 600kWh使用したときの総額を比較します。ここを飛ばすと、安いと思ったプランが逆転することがあります。
逆に変えないほうがよいケース
乗り換え記事なので変更をすすめたいところですが、 変えないほうがいい家庭も普通にあります。
- 現在の契約がすでに自宅の使い方に合っている
- 年間で比較しても差額が小さい
- オール電化向けなど有利な専用契約を利用中
- 市場価格による請求額の変動を受け入れにくい
- 近いうちに引っ越す予定がある
- 解約金などが節約予定額より大きい
数百円の差のために、料金変動リスクや契約変更の手間を増やす必要はありません。 「変更しない」も正解です。
ペット世帯はそもそも電気使用量が増えやすい
「うちだけ電気代が高すぎるのでは?」と思うかもしれません。 ただ、犬や猫のために冷暖房を使う家庭では、電力使用量が増える傾向が公的研究でも確認されています。
国立環境研究所が2017〜2021年のデータを分析した結果では、 ペットのために冷房する世帯の夏季電力消費増加は、地域によって約9〜19%に相当しました。
冬季についても約16〜26%に相当する地域があり、地域による違いも確認されています。 つまり「ペットがいる家庭の電気代」を全国一律の金額で語るのは無理があります。
24時間エアコンの「○円/月」をそのまま信じない
ネットでは「24時間つけっぱなしなら月○円」といった計算をよく見ます。 参考にはなりますが、あなたの実際の請求額とは別物です。
エアコンの消費電力は、次の条件で変わります。
- 外気温
- 地域
- 住宅の断熱性能
- 部屋の広さ
- 日当たり
- エアコンの機種・年式
- 設定温度
- 室内人数
- 実際の稼働率
エアコンは常に定格消費電力で動き続けるわけではありません。 設定温度に近づけば出力を落とす機種もあるため、「○W×24時間」で実請求額を断定するのは避けたほうが安全です。
ここがポイント
エアコン代を推測して電力会社を選ぶより、すでに届いている12か月分の請求明細を使ったほうが、 自宅の生活条件を丸ごと反映できるので精度が上がります。
料金プランは「1kWh単価」ではなく実請求総額で比較する
電力会社を比較するときに一番やりやすい失敗が、 「1kWhあたり○円」の部分だけを見ることです。
資源エネルギー庁が示している一般的な電気料金の構造では、 基本料金、電力量料金、燃料費調整額、再エネ賦課金などが最終的な請求に関係します。
| 比較項目 | 見るポイント | 注意点 |
|---|---|---|
| 基本料金・最低料金 | 契約容量と固定費 | 従量単価が安くても固定費で逆転することがある |
| 電力量料金 | 自宅の使用量帯 | 段階制なら高使用量帯を見る |
| 燃料費・独自調整 | 算定方法・上限等 | 会社によって仕組みが異なる |
| 市場価格連動 | 価格変動方法 | 高価格時間帯にも冷房を止めにくい |
| 再エネ賦課金 | 年度単価 | 小売会社独自の安さとは分ける |
| ポイント・セット割 | 実際に利用できる価値 | 額面だけで評価しない |
| キャンペーン | 適用条件・期間 | 初年度と2年目を分ける |
| 解約条件 | 解約金・最低利用期間 | 年間節約額より高くないか確認 |
基本料金・最低料金
まず固定費です。従量単価だけを見ると安く見えても、 契約容量に応じた基本料金まで含めると差が縮むケースがあります。
今の電気料金明細を開き、「基本料金」「最低料金」と書かれている部分を確認してみてください。 比較先も同じ契約条件にそろえます。
電力量料金と使用量段階
ペット世帯で特に見たいのがここです。 料金が使用量によって段階的に変わるプランなら、少量使用時の単価ではなく、 自宅が実際に到達する使用量帯を確認します。
夏に使用量が増える家庭なら、300kWh、400kWh、500kWhと使ったときに総額がどう変化するのか。 この視点で見ると、広告の印象と実際の順位が変わることがあります。
燃料費調整・独自調整
ここは飛ばさないでください。 2026年3月には、電力・ガス取引監視等委員会、消費者庁などが、 燃料費調整額を含まない料金比較について注意を呼びかけています。
つまり「電力量料金だけならA社が安い」では不十分です。 最終的に請求される調整額まで含めて、同じ条件で比較する必要があります。
出典: 電力・ガス取引監視等委員会ほか「電気・ガスの契約トラブルなどに気をつけましょう」
再エネ賦課金・制度費用
2026年度の再生可能エネルギー発電促進賦課金は、 1kWhあたり4.18円です。2026年5月検針分から2027年4月検針分まで適用されます。
この費用は実際の請求総額を見るときには必要ですが、 「A社よりB社が安い」という小売会社固有の差とは分けて考えると比較しやすくなります。
キャンペーン・ポイント・セット割
キャッシュバックやポイントは、もちろん無視しなくて大丈夫です。 もらえるなら家計にはプラスです。
ただし、「キャンペーン込み」と「キャンペーンなし」の2列を作るのがおすすめです。 これだけで初年度だけ安いプランを見抜きやすくなります。
24時間エアコン世帯に合う料金プランを4タイプで比較
ここがこの記事のセンターピンです。 24時間冷房家庭では、単純な安さだけでなく、 「高い時間に電気を使わずに済むか」まで考える必要があります。
ペット用の冷房は、洗濯機のように「今日は夜中に動かそう」と自由に時間を移せません。 僕なら、この動かせない電力を基準に候補を絞ります。
| プランタイプ | 料金の読みやすさ | 高騰リスク | 24h冷房との相性 | 向く人 | 注意する人 |
|---|---|---|---|---|---|
| 一般的な燃料費調整型 | 比較的読みやすい | 燃料価格等の影響あり | ○〜◎ | 料金の予測性を重視 | 調整方式を確認しない人 |
| 市場連動型 | 変動しやすい | あり | △〜○ | 価格変動を許容し、他家電をシフトできる | 請求変動を避けたい人 |
| 時間帯別 | 時間帯で明確 | 設計次第 | △〜○ | 洗濯・EV・給湯などを移せる | 昼間も大量使用する人 |
| オール電化等の専用型 | 条件次第 | プラン次第 | ○〜◎ | 給湯等を含め家全体で最適化できる | 一般プランだけで比較する人 |
一般的な燃料費調整型
「毎月の料金をある程度予測しやすいほうがいい」という人は、 まず一般的な料金体系から比較すると分かりやすいです。
ただし同じ「燃料費調整型」に見えても、算定方法などは事業者・プランによって異なります。 プラン名だけで同じものと考えず、公式の料金表を確認してください。
市場連動型
市場連動型には、市場価格が低い時間帯の恩恵を受けられる可能性があります。 一方で、「ペット用エアコンを高い時間だけ止める」という運用は現実的ではありません。
監視委員会等も、夏冬など需要が高い時期には市場価格が高騰する可能性があり、 30分ごとの市場価格に連動するタイプでは天候・時間帯によって料金が大きく変わる可能性を説明しています。
だから市場連動型が悪いわけではありません。 安値だけではなく、高騰したケースでも払えるか。 ここまで見てから選びましょう。
時間帯別プラン
24時間冷房そのものを安い時間へ移すのは難しくても、 家全体を見れば話は変わります。
- 洗濯乾燥機
- 食器洗い乾燥機
- EV充電
- 一部の給湯
こうした負荷を安い時間へ移せる家庭なら、時間帯別プランが合う可能性があります。 エアコンだけではなく家全体の電力使用パターンで判断してください。
オール電化・特定用途プラン
オール電化の人は特に慎重に。 現在の専用プランが給湯まで含めて有利になっている場合、 普通の従量プランへ変更すると逆に高くなる可能性があります。
「電力量単価だけ安い」ではなく、給湯・IH・冷暖房を含めた年間総額で比較します。 今の専用契約を失ったあと戻せるかどうかも、変更前に確認しておきたいポイントです。
自宅に合うかは「12か月+30分値」で判断する
ここまで読むと、「理屈は分かった。でも結局うちはどうなの?」となると思います。 そこで使うのが、12か月分の明細とスマートメーターの30分値です。
12か月分の使用量と請求額を集める
最初に、電力会社のマイページや請求明細から次の項目を集めます。
- 月ごとの使用量(kWh)
- 月ごとの請求額
- 契約容量
- 基本料金
- 燃料費・各種調整額
- 割引
- 政府支援による値引き
- 現在のプラン名
| 月 | 使用量 | 請求額 | 調整額 | 割引 | 政府支援 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | ||||||
| 2〜12月 | 同じ項目を入力 | |||||
夏だけ比較すると「この会社が安い」と見えても、冬や中間期を加えると順位が変わることがあります。 そのため、できれば12か月を1セットとして見ます。
スマートメーターの30分値で「動かせない負荷」を見る
さらに精度を上げたい人は、電力会社のマイページなどで30分ごとの使用量を確認します。 ここで見るのは、細かい数字そのものではありません。
電力をほとんど減らせない時間帯がいつなのか。
たとえば外出中も一定の使用量が続いているなら、その一部はエアコンや冷蔵庫など、 時間を移動しにくい負荷と考えられます。
反対に夕食後だけ使用量が大きく増えるなら、食洗機・洗濯乾燥・調理など、 時間を動かせる電力が含まれている可能性があります。
「動かせる電力」と「動かせない電力」を分ける
| 動かしにくい | 動かしやすい |
|---|---|
| ペット用冷房 | 洗濯乾燥 |
| 冷蔵庫 | 食洗機 |
| 必要な換気 | EV充電 |
| ペットの安全上必要な空調 | 一部の給湯 |
24時間冷房家庭では、この「非シフト負荷」の割合が重要です。 市場連動型や時間帯別プランを検討するときは、安い時間へ動かせる家電だけで節約できるかを見ます。
通常・安値・高騰の3ケースで試算する
候補プランが決まったら、「通常時だけ」のシミュレーションで終わらせないほうが安全です。 特に価格変動型は3パターンに分けます。
- 通常ケース:一般的な条件
- 安値ケース:価格が比較的低い条件
- 高騰ケース:夏冬など市場価格が高い条件
通常時に年間5,000円安くても、高騰時に大きく逆転する設計なら、 その変動を受け入れられるかまで含めて判断します。
自分の使用量で候補を絞りたい人へ
ここまで確認できたら、次は郵便番号・現在の電力会社・使用量を入力して、 自宅で契約できる料金プランを絞り込む段階です。
比較サービスを使う場合も、表示された「おすすめ1位」をそのまま契約せず、 12か月総額・燃料費調整・キャンペーンなしの料金まで確認してください。
モデルケース:24時間冷房家庭なら、こう考える
実体験として使える一次データは本記事の素材には含まれていないため、 ここでは節約額を作らず、判断手順だけをモデルケースとして示します。
たとえば「関東・共働き・犬1匹・昼間は留守・夏は冷房24時間」の家庭なら、 まず昼間の冷房負荷を動かせない前提にします。
この家庭で市場連動型を候補にするなら、「高い時間は使わなければいい」という前提では比較しません。 洗濯・食洗機など、冷房以外に動かせる電力でどこまで差が出るかを見ます。
逆に「関西・猫2匹・在宅勤務」で昼間の使用量も多いなら、 昼夜の単価差が大きいプランが本当に有利なのかを慎重に確認します。
「九州・オール電化・ペットあり・高使用量」であれば、 一般プランへ切り替える前にオール電化専用プランを含めた年間比較を優先します。
2026年の請求額を比較するときは一時的な値引きを分ける
2026年の電気代を比較するときは、去年や来年と同じ感覚で請求額だけを見ると判断を誤る可能性があります。 政府による期間限定の料金支援が入っているためです。
2026年夏の政府支援を分離する
2026年夏は、低圧電力について7月・9月使用分が3.5円/kWh、 8月使用分が4.5円/kWhの値引き支援が実施されています。
たとえば8月の請求が思ったより安かったとしても、 そのすべてを「今契約している会社が安いから」と判断するのは早いです。
再エネ賦課金は会社独自の値引きと分ける
先ほど触れた再エネ賦課金も、実請求には含まれます。 ただし電力会社AとBの実力差を見るときは、共通制度による費用と、 会社独自の料金を分けたほうが比較しやすくなります。
初年度と2年目以降を分ける
「初年度は1万円キャッシュバック」という候補があれば、 1年目と2年目以降を分けてください。
| 比較 | 現契約 | 候補A | 候補B |
|---|---|---|---|
| キャンペーンなし年間料金 | 入力 | 入力 | 入力 |
| キャンペーン込み初年度 | 入力 | 入力 | 入力 |
| 高騰ケース | 入力 | 入力 | 入力 |
この3行を作るだけで「初年度だけ最安」「通常時だけ最安」をかなり見抜きやすくなります。
電力会社の乗り換えで失敗しやすい7パターン
ここからは契約前の失敗防止です。 「安そうだから」で決める前に、次の7つだけ確認してください。
1.燃料費調整額を除いた比較を見る
比較シミュレーションで燃料費調整額などの条件がそろっていなければ、 結果そのものがフェアではありません。
監視委員会等も2026年3月の注意喚起でこの点に触れています。 比較画面の下にある小さい注記まで確認しましょう。
2.キャッシュバック込みだけで順位を決める
キャッシュバックは「得」で間違いありません。 問題は、それが終わったあとです。
初年度だけで順位を決めず、キャンペーンなしの年間料金でも候補として残るかを見ます。
3.市場連動型の平均値だけを見る
平均値が安くても、24時間冷房家庭では高価格時間帯を完全に避けられません。 高騰ケースの試算がないなら、料金変動リスクを確認してから契約します。
4.夏1か月だけで判断する
夏に冷房を多く使う家庭ほど夏料金が気になりますが、 電力契約は基本的に年間で続きます。
冬の暖房や中間期も含めた12か月で差を見ることが大切です。
5.解約金・契約期間を確認しない
年間数千円の差なのに解約時の費用が大きいなら、実質メリットは減ります。 契約期間、自動更新、解約条件まで確認してください。
6.オール電化専用プランから無条件に変更する
オール電化家庭は給湯の比率が大きい場合があります。 昼間の電力量料金だけを見て一般プランへ変えず、家全体を12か月で比較します。
7.「新電力だから停電しやすい」と思う
小売電気事業者を変更したからといって、 家庭まで電気を届ける送配電網そのものが会社ごとに入れ替わるわけではありません。
そのため、「新電力だから物理的に停電しやすくなる」と単純に考える必要はありません。 料金、サポート、契約条件などを分けて評価しましょう。
電力会社変更と一緒にやりたい、ペットの安全を削らない節電
料金プランを変えても、電気そのものを無駄に使っていれば節約効果は小さくなります。 とはいえ、ペットの暑さ対策を削る方向にはしません。
政府広報でも、犬や猫などのペットについて室内が暑くなりすぎないよう冷房や風通しを活用し、 水を飲める環境などを整えるよう案内しています。
出典: 政府広報オンライン「ペットの熱中症にもご注意ください」
フィルター・室外機まわりを先に見る
2026年8月の政府広報でも、無理に暑さを我慢するのではなく、 適切な温度設定やフィルター清掃などによる省エネが紹介されています。
エアコンを止める前に、フィルターの目詰まり、室外機の周囲、 カーテンや遮熱など、快適性を落としにくい部分から確認しましょう。
出典: 政府広報オンライン「見直しで大きく変わる! 夏の賢い省エネ術」
ペットが過ごす空間を効率よく空調する
使っていない部屋まで無条件に冷やすより、ペットが安全に過ごせる範囲を確認しつつ、 必要な空間を効率よく空調するほうが考え方としては自然です。
ただし犬種・猫種、年齢、健康状態などによって必要な環境は異なります。 この記事では一律の「○℃なら安全」という断定はしません。
古いエアコンは「年式だけ」で買い替えず実測する
古いエアコンだから即買い替え、でもありません。 年間使用量の推移やエアコン使用前後の30分値を見れば、 冷房が家全体の電力のどの程度を占めるか判断しやすくなります。
エアコン比較は別テーマとして深掘りし、 まずこの記事では「契約を変えるだけでどこまで改善できるか」を切り分けるのがおすすめです。
犬・猫の24時間エアコン家庭が電力会社を乗り換える最終チェック
候補が見つかったら、最後はこれだけ確認してください。 全部YESなら、かなり比較条件が整っています。
- 12か月分の使用量で比較した
- 現在と候補を同じkWhで比較した
- 基本料金を含めた
- 燃料費・市場価格などの調整項目を含めた
- 政府支援を会社独自の安さと分けた
- キャンペーンなしでもメリットが残った
- 高騰ケースを確認した
- 解約金・契約期間を確認した
- オール電化等の専用プランを失わないか確認した
- ペットの空調を維持したまま実行できる
YESが多いなら乗り換え候補
同じ12か月、同じ使用量、同じ料金条件にそろえても年間メリットが残り、 料金変動と契約条件にも納得できるなら、乗り換えを検討しやすい状態です。
NOがあるなら、そこだけ再確認
特に「燃料費調整を含めていない」「キャンペーン込みしか見ていない」 「市場連動型なのに高騰ケースを見ていない」の3つは、契約前に戻って確認したいポイントです。
差額が小さいなら現状維持でもいい
比較した結果、ほとんど差がないこともあります。 それなら無理に変更する必要はありません。
サポートに慣れている、手続きが不要、料金変動が少ない。 こうした価値まで含めれば、現状維持が合理的なこともあります。
あとは自宅の条件で候補を確認するだけです
全国一律の「おすすめ電力会社1位」ではなく、 郵便番号・現在の契約・使用量を入力して、契約可能な候補を絞ってください。
候補が出たら、この記事のチェック項目を使って公式料金表まで確認すれば、 広告の安さだけで決める失敗を減らせます。
犬・猫と24時間エアコンの電力会社選びでよくある質問
電力会社を変えれば必ず安くなりますか?
いいえ。使用量、地域、料金体系、燃料費調整、キャンペーン、契約条件などによって結果は変わります。 12か月の同一条件比較で判断してください。
市場連動型はペット家庭には向いていませんか?
一律に向かないとは言えません。 ただし24時間冷房は価格が高い時間だけ電力使用を止めにくいため、 他の家電を時間シフトできるかと、価格高騰リスクを許容できるかが重要です。
犬や猫のためにエアコンは何度に設定すべきですか?
犬種・猫種、年齢、健康状態、湿度、住宅環境などで適切な条件は変わります。 本記事では一律の温度を断定しません。必要に応じて獣医師など専門家へ相談してください。
新電力にすると停電しやすくなりますか?
小売電気事業者の変更だけで送配電網の物理的品質が変わるわけではありません。 停電リスクと、小売会社の料金・サポートは分けて考えましょう。
賃貸でも電力会社を変えられますか?
個別契約なら変更できるケースがありますが、一括受電など建物側の契約方式によっては自由に変更できない場合があります。 管理会社や現在の契約内容を確認してください。
何か月分の請求書が必要ですか?
できれば12か月です。 少なくとも夏だけではなく冬・中間期を含め、季節による使用量の変化が分かる期間をそろえて比較してください。
まとめ|ペットの冷房を削る前に「料金の仕組み」を見直そう
犬や猫のために24時間エアコンを使っていると、 「節電しないと」と思いがちです。
でも、ペットの安全上削りにくい電力まで無理に減らす必要はありません。 動かせない電力が多い家庭だからこそ、契約そのものを見直す意味があります。
- 電力会社を変えれば安くなる可能性はあるが、必ずではない
- 夏1か月ではなく12か月の年間料金で比較する
- 1kWh単価だけでなく実請求総額を見る
- 燃料費調整や市場価格による調整まで条件をそろえる
- 24時間冷房は「時間を動かしにくい電力」として考える
- 市場連動型は安値だけでなく高騰ケースも確認する
- 2026年の政府支援は電力会社独自の安さと分ける
- キャンペーン込み・なしの両方で比較する
- オール電化など専用プラン利用者は無条件に変更しない
- 年間メリットが小さければ現状維持でも問題ない
最初にやることは契約ではありません。 今の電力会社から12か月分の使用量を出すこと。
その数字がそろえば、広告ではなく「自宅の場合」で比較できます。 候補が出たら同じ使用量・同じ期間・調整費込みで比べ、納得できるものだけを残してください。
次にやること
- 12か月分の使用量を確認する
- 郵便番号から契約可能なプランを絞る
- 同じkWhで年間料金を比較する
- 燃料費・市場調整・キャンペーン・解約条件を確認する
- 年間メリットが残る場合だけ乗り換える
比較候補を一社ずつ探すのが大変なら、まず比較サービスで候補を絞り、 最後に各社公式サイトの料金表と契約条件を確認する流れが効率的です。
料金プランを見直しても電気代が重いなら
電力会社の変更でできるのは「電気の買い方」の改善です。 そもそも使う電気を減らしたり、太陽光で電力会社から買う量を減らしたりする方法もあります。

