横浜市でオール電化の電気代が高い原因は?新電力比較・太陽光・蓄電池まで解説

電気代

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「今月の電気代、なんでこんなに高いの?」

ポストに入っていた検針票やスマホの請求画面を見て、思わずフリーズしてしまった経験はありませんか?

横浜市でオール電化の戸建てに住んでいると、特に冬場は電気代が跳ね上がりがちです。
実は私も、横浜市に念願の戸建てを購入し、意気揚々とオール電化生活をスタートさせたものの、最初の冬に月3万円を超える請求が来て目玉が飛び出そうになった経験があります。
「ガス代がかからない分、固定費は安くなるって聞いてたのに!」と、本当に焦りました。

しかし、オール電化の電気代が高いからといって、いきなり「太陽光パネルを載せなきゃ」と焦る必要はありません。
まずはご自宅の環境から高い原因を特定し、料金プランや設定を見直すのが鉄則です。

本記事では、横浜市のオール電化世帯に向けて、電気代が高くなる根本的な原因と対策をステップ・バイ・ステップで解説します。最後まで読めば、あなたが今すぐ新電力を比較すべきか、太陽光や蓄電池のプロに見積もりを依頼すべきかがハッキリとわかりますよ。

  1. 1. 横浜市のオール電化で電気代が高いと感じる主な理由
    1. 冬場は給湯・暖房で電力使用量が増えやすい
    2. エコキュートの昼間沸き増しが原因になる
    3. オール電化向けでない料金プランだと割高になりやすい
    4. 昼間在宅・在宅ワーク・浴室乾燥・EVで高くなる
  2. 2. まず確認すべきは「請求額」ではなく「kWh」と「時間帯」
    1. 月額だけでは高い原因はわからない
    2. 昼間・夜間の使用割合を見る
    3. 昨年同月と比較する
  3. 3. 東京電力エリアのオール電化向け料金プランを確認する
    1. スマートライフS/Lの時間帯別単価
    2. 新規受付停止プランがあるため注意
    3. 新電力比較で見るべき項目
  4. 4. 横浜市で電気代を下げるための優先順位
    1. すぐできる:エコキュート設定・家電使用時間
    2. 次にやる:電力会社・料金プラン比較
    3. それでも高い:太陽光・蓄電池を検討
  5. 5. 太陽光発電は横浜市のオール電化と相性がいいのか
    1. 昼間に電気を使う家庭は自家消費メリットを検討しやすい
    2. 共働き昼間不在だと効果が変わる
    3. 屋根向き・容量・影の確認が必須
  6. 6. 蓄電池は必要?向いている家庭・向かない家庭
    1. 向いている家庭
    2. 向かない家庭
    3. 太陽光と同時導入・補助金条件に注意
  7. 7. 横浜市・神奈川県で使える補助金を確認
    1. 横浜グリーンエネルギーパートナーシップ事業
    2. 神奈川県住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金
    3. 申請前に確認すべき注意点
  8. 8. 横浜市でおすすめの行動パターン
    1. 電気代が少し高い:まず新電力比較
    2. 使用量が多い:太陽光見積り
    3. 停電対策もしたい:蓄電池も比較
    4. 断熱不足:住宅改修も検討

1. 横浜市のオール電化で電気代が高いと感じる主な理由

なぜオール電化の電気代がここまで高くなってしまうのでしょうか。まずは代表的な4つの原因から切り分けていきましょう。

横浜市のオール電化で電気代が高い原因チェック

チェック項目 高くなる理由 まずやる対策
エコキュート昼間沸き増し 割高な昼間単価で給湯している 沸き上げ設定の確認・変更
冬場の消費電力増 水温低下で給湯・暖房に負荷がかかる エアコンと床暖房の使い方見直し
プランの不一致 深夜単価が安くないプランのまま 契約プランの確認・新電力比較
昼間の在宅・EV充電 昼間の高い電気を大量に消費している 太陽光・蓄電池の導入検討

冬場は給湯・暖房で電力使用量が増えやすい

冬場は外気温も水道水の温度も極端に下がります。
そのため、お湯を沸かすエコキュートや、部屋を暖めるエアコンが普段以上のパワーを使わざるを得ません。
資源エネルギー庁のデータでも、月10万円を超えるような高額請求になる家庭は、消費電力量が平均的な家庭の何倍にも達しているケースがあると言われています。
季節要因は避けられないとはいえ、使い方次第でピークを抑えることは十分可能です。

引用元:資源エネルギー庁「オール電化住宅の電気代高騰解説」

エコキュートの昼間沸き増しが原因になる

オール電化の電気代を押し上げる大きな犯人が「昼間の沸き増し」です。
お湯が足りなくなって昼間に沸かし直してしまうと、割高な昼間の電気代が適用されてしまいます。
購入時のまま設定が「おまかせ」になっていると、機械が勝手に判断して昼間に沸き増ししてしまうこともあるので注意が必要です。

引用元:京セラ「オール電化住宅の電気代要因」

オール電化向けでない料金プランだと割高になりやすい

引越しの際にとりあえず契約したプランが「従量電灯」などの一般的なプランになっていませんか?
夜間の電気代が極端に安くなる「オール電化専用プラン」に入っていないと、深夜にお湯を沸かすエコキュートのメリットを全く活かせません。
これは非常にもったいない状態ですので、一番最初に見直すべきポイントです。

昼間在宅・在宅ワーク・浴室乾燥・EVで高くなる

オール電化向けプランは「夜が安い代わりに、昼が高い」という特徴があります。
私自身、在宅ワークが増えて昼間にエアコンやパソコンをフル稼働させていたため、見事に電気代が跳ね上がりました。
ほかにも、休日の昼間に浴室乾燥機をよく使うご家庭や、EV(電気自動車)を昼間に充電している場合は、請求額が高くなりやすい傾向にあります。

2. まず確認すべきは「請求額」ではなく「kWh」と「時間帯」

電気代が高いと感じたら、まずやるべきは明細の「見方」を変えることです。

月額だけでは高い原因はわからない

「今月は3万円だった」という金額(円)だけを見ていては、本当の原因はわかりません。
電気代には燃料費調整額や再エネ賦課金が含まれており、これらは世界情勢や国の方針で月や年によって変動するからです。
確認すべきは、実際にあなたの家で使った電気の量「kWh(キロワットアワー)」です。

昼間・夜間の使用割合を見る

明細やWEBサービスで、時間帯別の使用割合をチェックしましょう。
「昼間の使用量が意外と多い」のか、「深夜の使用量が異常に多い」のかで、打つべき対策がガラリと変わります。
昼間の割合が多いなら節電や太陽光の導入、深夜が多すぎるならエコキュートの設定ミスや不具合などが疑われます。

昨年同月と比較する

1年前の同じ月と比べて、kWh数はどうなっているでしょうか。
使用量は変わっていないのに請求額が上がっているなら、それは純粋な「電気代の値上げ」が原因です。あなたのご家庭の使い方に問題はありません。
逆にkWh数が大幅に増えているなら、家族の生活スタイルの変化や、新しく買った家電が原因かもしれません。

引用元:資源エネルギー庁「電気料金の変化」

3. 東京電力エリアのオール電化向け料金プランを確認する

横浜市は東京電力の管轄エリアです。まずはご自身の契約プランを確認しましょう。

スマートライフS/Lの時間帯別単価

現在、東京電力で主流のオール電化プランが「スマートライフS」や「スマートライフL」です。
このプランは、午前1時〜午前6時の電気代が安く設定されており、それ以外の時間は割高になります。
朝6時以降は単価が上がるため、朝の洗濯や食洗機はできるだけ6時までに終わらせるなどの工夫が必要です。

引用元:東京電力エナジーパートナー「スマートライフプラン」

新規受付停止プランがあるため注意

昔からある「電化上手」などのプランは、現在新規受付を停止しています。
過去のプランは深夜単価が非常に安いため、安易に新プランへ乗り換えると逆に損をしてしまうこともあります。
今のプラン名が何なのか、まずは検針票で必ずチェックしてください。

新電力比較で見るべき項目

東京電力以外の「新電力」へ乗り換えることで、さらに安くなる可能性があります。
しかし、比較する際は必ず「オール電化向けプラン」がある新電力を選んでください。
普通のプランに変えてしまうと、エコキュートの深夜電力が安くならず、結果的に高くついてしまいます。

引用元:エネチェンジ「神奈川県の電力会社・電気料金プラン」

4. 横浜市で電気代を下げるための優先順位

では、具体的に何から手をつけるべきでしょうか。お金のかからない順に進めるのが失敗しないコツです。

電気代対策の優先順位:新電力比較・太陽光・蓄電池

対策 初期費用 向いている家庭
新電力の比較・乗換 低い(基本0円) プランが合っていない家庭
太陽光発電の導入 中〜高 昼間に電気をよく使う家庭
蓄電池の導入 高い 停電対策も同時にしたい家庭

すぐできる:エコキュート設定・家電使用時間

まずはエコキュートの設定を「おまかせ」から「深夜のみ沸き上げ」などに変更してみてください。
そして、洗濯機や食洗機などのタイマーをセットし、必ず深夜電力の時間帯(例えば午前1時〜6時)に動くようにします。
これだけで、初期費用ゼロで数千円の節約になることも珍しくありません。

次にやる:電力会社・料金プラン比較

設定を見直したら、次は電力会社の乗り換え検討です。
現状のプランが生活スタイルに合っていない場合、新電力のオール電化プランに変更することで月々の基本料金や単価が下がる可能性があります。
シミュレーションサイトを使えば、あなたの家の検針票の数字を入れるだけで、どれくらい安くなるかすぐに分かりますよ。

それでも高い:太陽光・蓄電池を検討

設定見直しやプラン変更でも「まだ高い」「昼間の電気をどうしても使ってしまう」というご家庭は、中長期的な根本対策として太陽光発電や蓄電池の導入を検討すべきタイミングです。

5. 太陽光発電は横浜市のオール電化と相性がいいのか

結論から言うと、条件さえ合えばオール電化と太陽光発電の相性は抜群です。

昼間に電気を使う家庭は自家消費メリットを検討しやすい

かつては「作って売る」のが主流だった太陽光ですが、今はFIT制度の売電価格が下がっています。
そのため、作って自分で使う「自家消費」が最大のメリットになります。
在宅ワークやペットのために日中もエアコンをつけっぱなしのご家庭なら、高い昼間の電気を買わずに済むため、大きな節約効果を生みます。

引用元:資源エネルギー庁「FIT/FIP買取価格」

共働き昼間不在だと効果が変わる

一方で、平日の昼間は誰も家にいない共働き世帯の場合、太陽光で発電しても使う人がいません。
余った電気は安い単価で売電されるため、思ったほど電気代が下がらないケースがあります。
こういう家庭こそ、作った電気を貯めて夜に使える「蓄電池」とのセットが活きてきます。

屋根向き・容量・影の確認が必須

横浜市のような都市部では、隣の家との距離が近かったり、3階建てで屋根の形が複雑だったりします。
「南向きの屋根か」「どれくらいの容量が載るか」「周辺の建物の影にならないか」は、必ず導入前にプロに見てもらい、シミュレーションを出す必要があります。

6. 蓄電池は必要?向いている家庭・向かない家庭

蓄電池は非常に高価な買い物です。周りが買っているからと流されず、本当にご自宅に必要か見極めましょう。

向いている家庭

共働きで昼間に不在がちで、夜間に電気をたくさん使うご家庭にはぴったりです。
昼間、太陽光で発電した電気を貯めておき、高い夜の電気を買わずに済みます。
また、災害時に停電しても電気が使えるため、小さなお子さんや高齢のご家族がいる場合の防災対策としても優秀です。

向かない家庭

昼間常に誰かが家にいて、太陽光で発電した電気をそのまま使い切ってしまうご家庭には、蓄電池の恩恵は薄くなります。
貯める電気が残らないため、無理に高額な蓄電池を導入しても、元を取るのに時間がかかってしまいます。

太陽光と同時導入・補助金条件に注意

蓄電池を後から単独で追加するよりも、太陽光と同時に導入する方が工事費が安く済むことが多いです。
また、自治体の補助金は「太陽光と蓄電池の同時導入」を条件にしていることも多いため、検討段階からセットで考えるのが賢明です。

7. 横浜市・神奈川県で使える補助金を確認

太陽光や蓄電池の初期費用をガツンと抑えるために、必ず確認したいのが自治体の補助金です。

横浜市・神奈川県の太陽光/蓄電池関連制度

制度名 対象 注意点
横浜グリーンエネルギーパートナーシップ事業 太陽光・蓄電池など 年度や受付状況を要確認
神奈川県住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金 太陽光+蓄電池のセット 必ず工事着工前に申請

横浜グリーンエネルギーパートナーシップ事業

横浜市では、家庭向けの太陽光や蓄電池の導入を支援する事業が行われています。
市と連携した事業者を活用することで、お得に設備を導入できる可能性があります。
条件は年度によって変わるため、最新の情報をチェックしましょう。

引用元:横浜市「横浜グリーンエネルギーパートナーシップ事業」

神奈川県住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金

神奈川県でも、住宅用の太陽光発電と蓄電池を併せて導入する際の経費を一部補助する制度があります。
市と県の制度は併用できることもあるので、これを見逃す手はありません。

引用元:神奈川県「令和8年度住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金」

申請前に確認すべき注意点

補助金には「予算上限に達すると終了」「必ず工事着工前に申請すること」といった厳しい条件があります。
「契約しちゃった後に補助金の存在を知ったけど、もう間に合わない!」という失敗例が後を絶ちません。
必ず、地元の補助金手続きに慣れている施工業者に相談してください。

8. 横浜市でおすすめの行動パターン

最後に、あなたの今の状況に合わせた最適な「次のアクション」をまとめます。

電気代が少し高い:まず新電力比較

「まだ太陽光までは考えてないけど、毎月の負担を軽くしたい」という方は、まずは新電力の比較シミュレーションをやってみましょう。ノーリスクで固定費を下げられる一番簡単な方法です。

使用量が多い:太陽光見積り

「昼間も在宅していて電気をよく使う」「毎月400kWh以上使っている」という方は、太陽光発電の自家消費メリットが大きいです。
ご自宅の屋根にどれくらい載るか、まずは見積もりを取ってシミュレーションしてもらいましょう。

停電対策もしたい:蓄電池も比較

「台風などの災害に備えたい」「共働きで夜に電気を使う」という方は、蓄電池をセットで検討するのが正解です。
横浜市や神奈川県の補助金が使えるうちに動くことをおすすめします。

断熱不足:住宅改修も検討

もし「エアコンをガンガンかけているのに家が寒い」といった場合は、設備以前に家の断熱性能が不足しているかもしれません。
その場合は、内窓の設置など住宅改修の補助金も視野に入れてみてください。

引用元:横浜市「脱炭素リノベ住宅推進補助制度」


太陽光や蓄電池は「導入すれば絶対に安くなる」と断言できるものではありません。
各家庭の屋根の向き、生活リズム、そして今の電気代プランによって正解はまったく異なります。
だからこそ、自分の家ならどうなるのか、補助金を含めた実質負担額はいくらになるのかを、プロの目で客観的に診断してもらうことが大切です。