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「夜に電気を使えば安くなるって聞いたから、毎日夜遅くに洗濯機を回しているのに、全然電気代が安くならない…」
そんなお悩みを抱えていませんか?
実はこれ、東北電力エリアに住んでいる私が、数年前にまさに陥っていた失敗なんです。電気代高騰のニュースを見て焦り、「とりあえず夜に家事をやろう!」と眠い目をこすって頑張っていました。しかし、後から自分の契約プランを確認して絶望しました。
なぜなら、私の当時の契約は「24時間、いつ電気を使っても単価が同じ」プランだったからです。いくら夜更かしして家事をしても、1円の節約にもなっていませんでした。
そう。東北電力で「夜の電気代が安くなる」かどうかは、契約しているプランによって完全に変わります。
本記事では、電気代を少しでも安くしたいあなたに向けて、東北電力の契約プラン別に「安い時間帯」をズバリ解説します。この記事を読めば、あなたの家庭で何時から何時まで電気を使えばお得になるのか、そしてどんな対策をすればいいのかがハッキリわかりますよ。さっそく見ていきましょう!
東北電力の電気料金が安い時間帯は契約プランで違う
電気代を安くするための第一歩。
それは「自分の契約プランの安い時間帯を知ること」です。まずは主要なプランごとの安い時間帯を一覧で確認してみましょう。
主要プラン別の安い時間帯一覧
現在、東北電力でメインとなっているプランの「安い時間帯」をまとめました。あなたのご家庭がどのプランに当てはまるか、チェックしてみてください。
| プラン名 | 安い時間帯 | 対象日 | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| よりそう+ナイト&ホリデー | 22時〜翌8時 | 平日夜間+休日終日 | 休日に家事をまとめる家庭 |
| よりそう+スマートタイム | 22時〜翌8時 | 平日夜間+休日終日 | オール電化・蓄電池がある家庭 |
| 従量電灯B | なし(一律) | 24時間365日 | 昼も夜も平均的に使う家庭 |
このように、プランによってお得な時間はバラバラです。休日の日中も安くなるプランもあれば、夜間しか安くならない旧プランもあります。
従量電灯Bは時間帯で安くならない
ここで一番お伝えしたい不都合な真実があります。
「従量電灯B」は、何時に電気を使っても単価が同じです。
従量電灯Bは、使った「量」に応じて3段階で単価が上がっていく仕組みです。公式の料金表上、時間帯による単価の差はありません。昔の私のように「夜なら誰でも安いんでしょ?」と思い込んで夜に家事を頑張っても、従量電灯Bのままだと節約効果はゼロなのです。
よりそう+ナイト&ホリデーは平日22時〜8時と休日が安い
現在、東北電力で一般家庭向けとして非常に人気なのが「よりそう+ナイト&ホリデー」です。
このプランの最大の魅力は、平日の夜間(22時〜翌8時)に加えて、土日祝日は1日中ずっと電気代が安いという点にあります。
平日昼間と休日・夜間の単価差
どれくらい安いのか、単価を見てみましょう。休日・夜間の料金単価は「27円27銭/kWh」に設定されています(税込・燃料費調整額等含まず)。
一方、平日の昼間(8時〜22時)は、使用量に応じて単価が上がっていく仕組みですが、夜間・休日と比べると割高に設定されています。つまり、「高い平日昼間の使用を避け、安い夜間・休日にシフトする」ことで、電気代をグッと抑えることができるのです。
休日まとめ家事に向くケース
このプランは、以下のようなライフスタイルのご家庭にぴったりです。
- 平日の日中は仕事や学校で誰も家にいない
- 洗濯やアイロンがけ、作り置きのおかず作りは週末にまとめてやる
- 平日の帰宅時間が遅く、お風呂や夕食の時間が22時以降になりがち
共働き世帯など、平日の昼間に電気をほとんど使わないご家庭であれば、このプランの恩恵を最大限に受けられるでしょう。
よりそう+スマートタイムは平日22時〜8時と休日が安い
次にご紹介するのが、主にオール電化住宅向けの「よりそう+スマートタイム」です。
安い時間帯はナイト&ホリデーと同じく、平日の22時〜翌8時と休日終日です。夜間・休日の単価は「29円86銭/kWh」となっています。
平日昼間8時〜22時は高めに注意
このプランで絶対に気をつけていただきたいのが、「平日昼間の単価がかなり高く設定されている」という点です。
安い時間帯がある反動として、平日の昼間に電気をたくさん使うと、一気に電気代が跳ね上がってしまいます。例えば、最近増えている「在宅ワーク」のご家庭。夏場や冬場に平日昼間ずっとエアコンを稼働させていると、「夜安いプランなのに、なぜか先月より電気代が高い!」という事態に陥りかねません。
エコキュート・蓄電池との相性
では、どんな家に向いているのでしょうか。
答えは、エコキュート(夜間にお湯を沸かす給湯器)や蓄電池、電気自動車(EV)があるご家庭です。これらはお湯を沸かしたり充電したりするのに大量の電力を使います。それを安い夜間に一気に済ませることで、昼間の割高な単価をカバーして余りあるほどの節約メリットが生まれます。
旧プランの安い時間帯:ナイト8/10/12/S
東北電力には、以前から提供されていた「よりそう+ナイト8」などの旧プランがあります。実はこれらのプラン、2023年3月31日をもって新規加入の受付を終了しています。
そのため、「これからこのプランに入ろう!」ということはできませんが、現在すでに契約している方は引き続き利用できます。自分がどのプランに属しているか、安い時間帯を再確認しておきましょう。
よりそう+ナイト8:23時〜7時
夜間の安い時間帯が「23時〜翌7時」の8時間となるプランです。夜遅くから活動するご家庭向けでしたが、すでに新規受付は終了しています。
よりそう+ナイト10:22時〜8時
安い時間帯が「22時〜翌8時」の10時間となるプランです。比較的ゆったりと夜間の恩恵を受けられます。(新規受付終了)
よりそう+ナイト12:21時〜9時
安い時間帯が「21時〜翌9時」の12時間と非常に長いプラン。夜の早い時間から朝遅くまで安いため、ライフスタイルにハマれば強力ですが、こちらも新規受付は終了しています。
よりそう+ナイトS:22時〜8時
22時〜翌8時が安いプランですが、このプラン特有の注意点として「昼間の使用量が200kWhを超過すると単価が高くなる」という仕組みがあります。昼間の使いすぎにはくれぐれもご注意ください。
深夜電力は対象機器向けの専用プラン
「深夜電力」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
東北電力の深夜電力B(23時〜翌7時)や深夜電力C(1時〜6時)は、普通の家電を使うためのものではありません。
これは、電気温水器や蓄熱式暖房器など、特定の機器を利用するための専用プランです。一般の照明やテレビ、洗濯機などをこの安い単価で動かせるわけではないので、混同しないように気をつけてくださいね。
夜間に使うと節約しやすい家電・しにくい家電
自分の安い時間帯がわかったら、次に行動に移しましょう。とはいえ、すべての家事を夜間に移すのはストレスが溜まりますよね。
ここでは、「夜に回すべき家電」と「無理しなくていい家電」を仕分けします。
洗濯乾燥機・食洗機・エコキュート
圧倒的に夜間に移行しやすいのがこの3つです。
- 洗濯乾燥機:乾燥機能は非常に電気を食います。タイマー予約で深夜から早朝に終わるように設定しましょう。
- 食洗機:夕食後に食器をセットし、寝る前にスイッチオン、またはタイマー設定が鉄則です。
- エコキュート:基本的に夜間の安い時間帯にお湯を沸かす設定になっているはずですが、念のため設定時間がプランの安い時間帯と一致しているか確認しましょう。
冷暖房・炊飯・照明は無理に移せない
逆に、無理して夜間に移す必要がないものもあります。
真夏の昼間にエアコンを我慢して熱中症になっては本末転倒です。また、ご飯は食べたい時に炊くべきですし、暗い部屋で過ごすわけにもいきません。
生活の質(QOL)を下げるような過度な節約は続きません。「タイマーで自動化できるものだけ夜に回す」というスタンスが、長続きする秘訣です。
契約プランを確認する方法
「じゃあ、さっそくうちのプランを調べてみよう」と思ったあなた。
確認方法はとても簡単です。
- 毎月届く「検針票(電気ご使用量のお知らせ)」を見る:紙の明細が届いている方は、上部にある「ご契約種別」という欄を見てください。
- 会員サイト「よりそうeねっと」で確認する:Web明細にしている方は、マイページにログインすれば現在の契約プランがデカデカと表示されています。
契約切り替えなどを検討する際も、現在の契約内容は書面やWebで必ず確認するようにしてください。
プラン変更・電力会社比較を検討すべき人
ここまで読んで、「うちは従量電灯Bだから夜安くないんだ…」「在宅ワークが増えて、平日昼間も高いから今のプランだと損しているかも」と気づいた方もいるでしょう。
電気代を根本的に見直すなら、まずはプロの目線や比較サービスを使って「我が家の場合、どの電力会社・どのプランが一番安くなるのか」を診断してもらうのが一番手っ取り早いです。
電力自由化により、ライフスタイルに合わせて電力会社を自由に選べる時代になりました。今の契約に縛られず、ぜひ一度シミュレーションを行ってみてください。年間で数万円単位の節約になることも珍しくありません。
よくある質問
最後に、東北電力の安い時間帯についてよくある質問をまとめました。
Q. 東北電力の深夜電力は誰でも普通の家電に使えますか?
A. いいえ、使えません。深夜電力は電気温水器や蓄熱式暖房器など専用機器向けのプランです。一般的なコンセントに繋ぐ家電には適用されません。
Q. 料金単価が安い夜間に使えば、必ず電気代の請求額は下がりますか?
A. 必ずしもそうとは言い切れません。請求額には基本料金のほか、「燃料費調整額」や「再エネ賦課金」が加算されます。これらが高騰している時期は、単価の安い夜間に使ってもトータルの請求額が高く感じる場合があります。
Q. よりそう+ナイト10に入りたいのですが?
A. 残念ながら「よりそう+ナイト8/10/12」は2023年3月31日をもって新規加入の受付を終了しています。これから夜間がお得なプランを選ぶなら「よりそう+ナイト&ホリデー」などが候補になります。
電気代の仕組みは一見複雑ですが、自分の契約プランをしっかり把握すれば、日々のちょっとした工夫で無駄な出費を減らすことができます。ぜひ今日から、ご自宅の電気の使い方を見直してみてくださいね!

