【2026年最新】東京都のV2H補助金は最大100万円!国・区との併用ルールと実質負担の計算例

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東京都でV2Hを付けたい。

補助金はいくらもらえて、いつまでに何をすればいいのか。

先に答えを書きます。

東京都のV2H補助金・結論(2026年10月28日に公式ページで確認)

  • 助成額は、通常が「対象経費の1/2・上限50万円」。太陽光発電とEV・PHEVの両方がそろう場合は増額され、上限は100万円です。
  • 令和8年度の受付は2027年3月31日17:00までです。
  • 国のV2H補助(令和7年度補正)は2026年8月に交付申請の受付を終えています。今は東京都の助成を軸に考えます。
  • 最大の落とし穴は順番です。原則として、機器設置の契約の前に事前申込が必要です。
  • 対象は都内の戸建住宅です。二世帯住宅と共同住宅は対象外です。

この記事は、クール・ネット東京の公式ページ、同ページで配布されている助成金シミュレーションツールの計算式、次世代自動車振興センターのお知らせを読んでまとめています。

読み終えると、次の3つが分かります。

  • 自宅の場合に、東京都の助成額がいくらになるかの目安
  • 国・区市町村の補助とどう組み合わせるか、実質負担の計算のしかた
  • 契約前に何をすれば、助成金を取りこぼさないか

東京都のV2H補助金はいくら?通常50万円、増額で100万円

結論から言うと、東京都の助成は「通常で最大50万円、条件を満たせば最大100万円」です。

V2Hの本体と工事で100万円台になりやすいので、助成が入ると負担の見え方が大きく変わります。

制度の名前と窓口

V2Hを対象にするのは、東京都環境公社(クール・ネット東京)の「令和8年度 戸建住宅におけるV2H普及促進事業」です。

太陽光発電や蓄電池の助成は別の事業なので、申請もそれぞれ別に行います。

出典:クール・ネット東京「令和8年度 戸建住宅におけるV2H普及促進事業」(確認日:2026年10月28日)

助成額は「通常」と「増額」の2段階

助成額は、本体と工事の費用(税抜)から計算します。

同じページで配布されているシミュレーションツールの計算式では、次のようになっています。

区分 助成額の考え方 上限
通常 対象経費の1/2から、国の補助額を引いた額 50万円
増額 対象経費の10/10から、国の補助額を引いた額 100万円

出典:クール・ネット東京「助成金シミュレーションツール」の計算式(目安。実際の額は交付要綱と手引きで確認。確認日:2026年10月28日)

ポイントは「国の補助額を引く」ところです。

国の補助を受けた人は、その分だけ都の助成が小さくなります。

国と都の合計が、実際にかかった費用を超えることはありません。

増額になる条件は「太陽光」と「EV・PHEV」の両方

増額は、自宅に太陽光発電があり、EVまたはPHEVを所有している場合に使う区分です。

太陽光の規模や、車・太陽光・V2Hが同じ住所にあることを示す書類など、細かい条件は手引きに書かれています。

申請前に、必ず最新の手引きで自宅が当てはまるかを確認してください。

対象になる住宅と機器

公式ページで確認できる主な条件は、次のとおりです。

  • 都内の戸建住宅に、V2Hを新規に設置すること
  • 二世帯住宅と、「居宅・共同住宅」などの共同住宅は対象外
  • 新品で未使用のV2Hであること(証明書類が必要)
  • 設置日の時点で、次世代自動車振興センターの補助対象になっている機器であること
  • 令和8年4月1日から令和10年9月29日までに設置すること
  • 都と東京都環境公社の同種の助成を、重複して受けないこと

申請する人は、V2Hを所有する個人または事業者です。

リース契約で貸与を受ける場合は、貸与する側と共同で申請します。

国・東京都・区市町村の補助はどう組み合わせる?

V2Hの補助は、国、東京都、区市町村の3つの窓口があります。

ただし、2026年10月時点で動いているのは、東京都と、区市町村のうち受付中の制度です。

窓口 内容 2026年10月28日時点
国
(次世代自動車振興センター)
令和7年度補正予算のV2H補助。経済産業省の概要資料では、個人は機器が1/2(上限75万円)、工事費が上限55万円とされていた 交付申請の受付を終了(2026年8月28日付のお知らせ)
東京都
(クール・ネット東京)
通常上限50万円、増額上限100万円 受付中(2027年3月31日17:00まで)
区市町村 自治体ごとに、有無・額・条件が違う 自治体の公式ページで確認

出典:次世代自動車振興センター「お知らせ」(令和7年度補正 V2H充放電設備・外部給電器 補助金 交付申請受付終了のお知らせ。確認日:2026年10月28日)

国の補助は予算が早く尽きました。

センターの2026年9月25日付のお知らせでは、短期間に申請が集中して審査に時間がかかっているとも案内されています。

国の補助が再び始まるかどうかは、センターの発表を待つしかありません。

「国の補助が出てから動く」と待つより、使える制度を確認して動くほうが現実的です。

実質負担の計算例(費用150万円と仮定)

ここでは、本体100万円、工事50万円で、対象経費(税抜)が合計150万円のケースで計算します。

数字は説明用の仮定です。実際の見積もりで置き換えてください。

ケース 国の補助 都の助成 自己負担(税抜)
A. 通常・国の補助なし 0円 50万円 100万円
B. 増額・国の補助なし 0円 100万円 50万円
C. 通常・国の補助が50万円(仮定) 50万円 25万円(75万円−50万円) 75万円
D. 増額・国の補助が50万円(仮定) 50万円 100万円(150万円−50万円) 0円

見てほしいのは、AとBの差です。

太陽光とEVがそろっているだけで、同じ工事でも自己負担が50万円変わります。

消費税分と、助成の対象にならない費用は、別に自己負担です。

CとDは、すでに国の補助を受けられた人の例です。国の受付は終わっているため、これから新しく申請する人はAかBが基本になります。

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助成の計算は、見積もりの金額が決まってから始まります

助成額は、見積もりの本体と工事の金額で決まります。まず自宅の見積もりを取り、上の表に当てはめて自己負担を確かめてください。見積もりの段階で、東京都の助成に対応できるかも聞いておくと安心です。

V2Hの見積もり・相談はこちら >

※見積もりを取っただけで契約する必要はありません。対応エリアは関東(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県)です。助成の可否は、東京都の手引きと見積もりの内容で決まります。

区市町村の上乗せ補助は、自治体ごとに確認する

区市町村の中には、V2Hに独自の補助を出しているところがあります。

ただし、有無、金額、申請期間、先着かどうかは自治体ごとに違い、年度で変わります。

お住まいの区市町村の名前と「V2H 補助金」で公式サイトを探し、申請期間と、東京都の助成と一緒に使えるかを確認してください。

ネット上の一覧記事には、金額や期間が公式と食い違うものがあります。金額を信じる前に、必ず自治体の公式ページで確かめます。

探し始める入口は、クール・ネット東京の区市町村の補助金情報ページです。

出典:クール・ネット東京「区市町村の補助金等情報」(各自治体のページへのリンク集。V2Hの金額は掲載されていません。確認日:2026年10月28日)

失敗しない申請の順番:契約の前に「事前申込」

V2Hの助成で最も多い失敗は、順番の間違いです。

東京都は、原則として機器設置の契約前に事前申込をするよう求めています。

先に契約や発注をすると、助成の対象にならない可能性があります。

営業担当者に「今日契約すれば特典があります」と言われても、事前申込が先です。

申請の流れ

  1. 条件を確認する:戸建住宅か、車と太陽光の状況、機器が対象リストにあるか
  2. 現地調査と見積もりを取る:2〜3社で比べる
  3. メールアドレスを登録し、事前申込をする:同意書の添付が必要。オンライン申請が推奨されています
  4. 契約・発注する:事前申込のあとに行う
  5. 工事・設置
  6. 交付申請兼実績報告をする:2027年3月31日17:00が受付の終わり。事前申込をした場合は、金融機関が発行する証明書などの提出が必要
  7. 交付決定・入金

設置できる期間は令和10年9月29日までですが、申請の受付は2027年3月31日17:00で終わります。

工事を終えて、受付の終わりまでに申請できるよう、日程から逆算してください。

予算額はページに書かれていません。予算に達した場合の扱いは、手引きとお知らせで確認してください。

出典:クール・ネット東京「令和8年度 戸建住宅におけるV2H普及促進事業」(確認日:2026年10月28日)

国の補助も、交付決定前の発注・工事は対象外

国の補助でも同じです。次世代自動車振興センターは、V2H充放電設備の発注と工事の開始は、補助金の交付決定日以降でなければならないと案内しています。

今後、国の補助が再開されたときも、この順番は変わらない可能性が高いです。

出典:次世代自動車振興センター「V2H充放電設備/外部給電器の導入補助」(確認日:2026年10月28日)

EVの納車が先か、V2Hが先か

「EVの納車を待ちながら、先にV2Hを付けたい」という相談はよくあります。

増額は、太陽光とEV・PHEVの両方がそろう場合の区分です。納車前の申請で増額が使えるか、実績報告でどんな書類が必要かは、手引きで確認するか、窓口に問い合わせてください。

問い合わせは、まず問い合わせフォームを使い、電話はV2Hヘルプデスク(03-6737-5033、平日9:00〜17:00)が案内されています。

都内の住宅で、契約前に確認したい4つのこと

助成が使えても、そもそも自宅に付けられなければ意味がありません。

見積もりの現地調査で、次の4つを確認してください。

1. 設置スペースと、車までの距離

V2H本体は、壁や障害物から離して置く寸法が機種ごとに決まっています。

駐車スペースが狭い家では、本体の置き場所、ドアの開閉、充電ケーブルが車の充電口まで無理なく届くかを、現地で見てもらいます。

2. 電気容量と、分電盤からの配線

V2Hは大きな電力を出し入れします。

分電盤や契約の状態によっては、追加の電気工事が必要になることがあります。

分電盤から駐車場が遠いと、配線の工事費が増えます。追加費用が出る条件を、見積書に書いてもらってください。

費用の目安は、当サイトの費用記事で整理しています。

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▶ V2Hを後付けする費用はいくら?本体・工事費・補助金後の目安と失敗しない見積もり戦略

3. 停電時に使える範囲:特定負荷と全負荷

停電のときに、家のどこまで電気を送れるかは、機器のタイプで決まります。

タイプ 停電時に使える範囲 向いている人
特定負荷型 あらかじめ決めた回路だけ(冷蔵庫、照明、スマホ充電など) 最低限の生活を守りたい人
全負荷型 家全体の回路(200V機器を含む) 停電中も普段に近い生活をしたい人

全負荷型は、特定負荷型より機器と工事の費用が上がる傾向があります。

停電対策を目的にするなら、どちらのタイプが自宅に合うかを見積もりの段階で決めておきます。

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▶ EVを非常用電源にする方法|100V・V2L・V2Hの違いと停電時の使い方

4. 車がV2Hに対応しているか

V2Hが使えるかどうかは、車種だけでなく、年式や型式でも変わります。

輸入車やテスラのように、国内のV2Hに対応しない車もあります。

東京都の助成では、機器が次世代自動車振興センターの補助対象になっていることも条件です。機器と車の両方を、メーカーの対応表で確かめてください。

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▶ V2H補助金の対象機種一覧|公式リストの見方と型式確認の全手順
▶ ニチコンV2Hの対応車種は?最新の適合表の見方・車種別の注意点・導入前チェックを徹底解説

V2Hのメリットとデメリット

助成金は、V2Hが自宅に合う人にとって意味があります。

合うかどうかを、メリットとデメリットで確認してください。

メリット:電気代の調整と、停電への備え

太陽光で発電した電気をEVにためて、夕方や夜に家で使えます。電気を買う量を減らせれば、電気代の削減につながります。

停電のときは、EVの大きな電池が家の電源になります。電池の容量は車種で違い、たとえば日産サクラは約20kWh、リーフは40kWhまたは60kWhのグレードがあります。家庭用の蓄電池より容量が大きいことが、V2Hの強みです。

V2Hの充電は、機種によっては、一般的な普通充電器より出力が大きいものがあります。充電にかかる時間を短くできる場合があります。

デメリット:初期費用、車の使い方との相性

  • 初期費用が大きい:助成金があっても、見積もりが高ければ自己負担は残ります
  • 昼間に車で出かける家庭:車が家にない時間は、太陽光の余った電気をEVにためられません
  • 電池への影響:充放電が増えることを気にする人がいます。保証の条件はメーカーの資料で確認してください

平日は車で通勤し、週末は車が家にある家庭の相性は、別の記事で整理しています。

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助成の手続きで困らないための、施工業者の選び方

V2Hの結果は、機器選びだけでなく、どの施工業者に頼むかでも変わります。

東京都の助成は事前申込から実績報告まで書類が多いので、次の4点を確認してください。

1. 東京都の助成の申請に慣れているか

事前申込の同意書、見積書の書き方、支払い総額の内訳、新品・未使用品の証明書など、必要な書類は公式ページに様式が出ています。

業者に、東京都の助成の申請を手伝った経験があるかを聞きます。手続きを代行業者に任せる場合は、公式ページに不正申請への注意喚起が出ているため、依頼先の説明を確かめてください。

2. 電力会社への系統連系の手続きを任せられるか

V2Hを設置するときは、電力会社への手続きが必要になる場合があります。

手続きの範囲を、業者がどこまで担当するかを事前に確認します。

3. 支払いの時期

助成金が入金されるのは、工事や報告のあとです。

工事代金をいつ、どれだけ先に払う必要があるか。支払い条件を見積もりの段階で確認し、一時的な立て替えを想定した資金計画を立てます。

4. 2〜3社で、同じ条件の見積もりを取る

V2Hの工事費は、分電盤からの距離、配管の経路、基礎工事の有無で変わります。

同じ家でも、業者によって見積もりが違うことがあります。

比べるときは、機器代、工事費、追加費用が出る条件、申請の手伝いが含まれるかを、同じ項目で並べます。

\ EV・PHEVをお持ちの方、購入予定の方へ /

自宅の設置条件と費用を、見積もりで確かめる

見積もりを取るときは、次の3点を聞いてください。

  • お持ちの車と、候補の機器が、対応しているか
  • 機器代と工事費の内訳(分電盤から駐車場までの配線を含む)
  • 東京都の助成の事前申込に、どこまで協力してもらえるか

V2Hの見積もり・相談はこちら >

※見積もりを取っただけで契約する必要はありません。契約は、東京都への事前申込のあとに行います。

よくある質問

Q. 太陽光がないと、東京都のV2H補助金はもらえませんか?

もらえます。太陽光がなくても、通常の区分で対象経費の1/2、上限50万円の助成を受けられます。増額(上限100万円)は、太陽光とEV・PHEVの両方がそろう場合の区分です。

Q. 二世帯住宅や賃貸マンションでも申請できますか?

東京都の事業では、二世帯住宅と共同住宅は対象外とされています。共同住宅への設置は、別の充電設備の事業が対象になる可能性があると案内されています。

Q. 国の補助金が終わっていたら、東京都の助成も使えませんか?

使えます。東京都の助成は国の補助とは別の制度で、受付は2027年3月31日17:00までです。国の補助を受けた場合は、その額が都の助成の計算で差し引かれます。

Q. もう契約してしまいました。今から申請できますか?

原則は、契約前の事前申込が必要です。令和8年4月1日から6月30日までは、事前申込の前に契約した場合も対象になる特例がありましたが、期間は終わっています。契約済みの場合は、問い合わせフォームかV2Hヘルプデスクに、自分のケースで申請できるかを確認してください。

まとめ:まず見積もりを取り、契約の前に事前申込を

東京都のV2H助成は、通常で最大50万円、太陽光とEV・PHEVがそろえば最大100万円です。

国の補助は2026年8月に受付が終わっているため、今は都の助成を中心に計画します。

取りこぼしを防ぐ手順は3つです。

  • 自宅が戸建で、機器が対象リストにあるかを確認する
  • 2〜3社で見積もりを取り、助成額を当てはめて自己負担を出す
  • 契約の前に、事前申込を済ませる

この順番を守れば、停電への備えと電気代の調整を、負担を抑えて始められます。

自宅の費用感をつかむ第一歩は、見積もりです

助成額は、見積もりの金額で決まります。
▶ V2Hの見積もり・相談はこちら(対応エリア:関東)

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