太陽光発電の導入を検討するときに、
最初に気になるのが 費用と元が取れるかどうか(回収年数) です。
太陽光発電は一般的に
数百万円単位での投資になるため、
導入後の費用対効果を理解しておくことが重要です。
この記事では、
- 初期費用の相場
- 回収に必要な年数
- 費用が変わる要因
を 整理して解説します。
全体像を先に知りたい場合は、
▶ 太陽光発電と蓄電池の完全ガイド
もあわせてご覧ください。
結論:費用相場は150〜250万円、回収は10〜15年が目安
結論として、
太陽光発電の費用相場は戸建てで《150万〜250万円前後》です。
また、
回収年数(導入費用を取り戻す期間)は《10〜15年程度》が実務的な目安になります。
ただしこれは “目安” であり、
実際の費用・回収期間は住宅条件や地域、電気使用量によって変わります。
太陽光発電の初期費用の考え方
太陽光発電の初期費用は、主に次の3つの要素で構成されます。
① 太陽光パネル本体
パネルの出力(容量)やメーカーによって価格が変わります。
-
容量が大きいほど費用は上がる
-
高効率パネルはコストが高い
同じ容量でもメーカーによって数十万円〜の違いが出ることもあります。
② 工事費
工事費は屋根の形状・高さ・施工業者によって大きく変動します。
-
平屋と2階建て
-
瓦屋根と金属屋根
こうした条件で費用に差が出ます。
③ その他費用
-
パワーコンディショナー
-
電気工事
-
設置場所の補強(必要な場合)
これらを合計すると、
本体+工事費で数百万円 になります。
太陽光発電の費用相場(容量別)
以下は一般的な目安です。
| システム容量 | 費用の目安 |
|---|---|
| 3〜4kW | 約120〜180万円 |
| 5〜6kW | 約150〜230万円 |
| 7〜8kW | 約180〜280万円 |
※ 数値はお住まいの条件や見積もりによって変動します。
回収年数の計算方法
回収年数は次の式で考えます。
回収年数 = 導入費用 ÷(年間の電気代削減 + 売電収入)
この考え方を基に目安を出すと、
多くの家庭で 10〜15年程度 になります。
回収年数が変わる要因
以下の要因で回収年数は変わります。
天候・日照条件
-
年間の発電量が多い地域 → 回収が早い
-
日照が少ない地域 → 回収が遅くなる
電気代の高低
-
電気代が高い地域や家庭 → 削減効果が高い
-
電力使用量が少ない家庭 → 回収が遅くなる
売電価格(FIT制度の変化)
売電価格は年々下がっており、
売電だけで回収することは難しくなっています。
現在は自家消費を重視する考え方が主流です。
見積もり比較が回収を早くする
太陽光発電の回収年数を縮めるために
重要なのが 見積もり比較 です。
同じ条件でも業者によって見積もりは大きく変わります。
- 同じ容量でも価格差が出る
- 工事の質や保証内容が違う
- 業者によってアフターサービスが異なる
見積もり比較をしないと、
本来の回収年数より長引く可能性があります。
▶ 見積もり比較の方法はこちら
《▶ 太陽光発電・蓄電池の見積もり比較ガイド》
蓄電池を併用すると費用はどうなるか
太陽光発電だけだと昼間の削減が中心ですが、
蓄電池を併用すると夜間の使い方も変わります。
とはいえ、蓄電池の導入は高額であり、
“太陽光単体”の費用対効果とは別に考える必要があります。
▶ 蓄電池の仕組みはこちら
《▶ 蓄電池とは?太陽光との違い》
太陽光発電の費用を決めるチェックポイント
導入前に知っておきたい主なチェックポイントは次の通りです。
-
屋根の日照条件
-
システム容量
-
工事内容と保証
-
見積もりの比較
これらを押さえることで、
費用対効果(回収年数)をより正確に見積もれます。
見積もりサイトまとめはこちら
▶ 太陽光発電・蓄電池のおすすめ見積もりサイト4選
まとめ
- 太陽光発電の費用は「容量と条件次第」
- 初期費用は数百万円が一般的
- 回収年数は10〜15年が目安
- 売電だけで回収するのは難しい
- 見積もり比較が重要
太陽光発電の導入を考えるなら、
仕組みの理解と費用の相場感を持つことがまず必要です。
全体像を知りたい場合は、
▶ 太陽光発電と蓄電池の完全ガイド
を参考にしてください。

