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愛知県でV2Hを付けたい。県の補助金はあるのか、いくらもらえるのか。
先に答えを書きます。
愛知県のV2H補助金・結論
- 県は個人に直接は補助しません。県の「市町村との協調補助」を通じて、お住まいの市町村で申請します。V2H単体も対象の区分に入っています。
- 市の補助は、名古屋市・春日井市が5万円、一宮市・安城市が単独5万円(太陽光+V2H+HEMSなら11万円)、岡崎市が上限10万円です。
- 名古屋市はV2Hの予算が75万円で、5万円なら15件分です。申請のタイミングは、令和8年度から工事完了後に変わりました。
- 岡崎市・一宮市・安城市・大府市は、着工の前に申請が必要です。順番を間違えると対象外になります。
- 国のV2H補助(令和7年度補正)は2026年8月に受付を終えています。
この記事は、愛知県と各市の公式ページ、次世代自動車振興センターのお知らせを2026年10月29日に読んでまとめています。
読み終えると、次の3つが分かります。
- 県の協調補助の仕組みと、V2Hが対象かどうか
- 名古屋・岡崎・一宮など、市ごとの金額と申請のタイミング
- 補助が数万〜十数万円の地域で、自己負担を抑える見積もりの進め方
愛知県のV2H補助金は、県の協調補助を市町村に申請する
結論から言うと、県に直接申請するV2H補助はありません。
県の「市町村との協調補助」は、V2H単体も対象
県は「住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金」で、市町村の補助に合わせて費用を補助します。個人が県へ直接申請する必要はなく、窓口はお住まいの市町村です。
対象の設備には、電気自動車等充給電設備(V2H)が単体で含まれています。太陽光発電・HEMS・V2Hをまとめて導入する区分もあります。
普通充電設備と急速充電設備は対象外です。
県のページに、V2Hの県の補助額は書かれていません。市町村ごとの扱いは、県が公開している「市町村協調補助事業及び問い合わせ先一覧」で確認します。
募集期間は市町村によって違い、期間内でも受付が終了している場合があります。
出典:愛知県「住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金(市町村との協調補助)」(2026年9月30日更新。確認日:2026年10月29日)
県の補助の仕組みは、蓄電池を中心に、別の記事で整理しています。
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市別:V2Hの補助額・条件・申請のタイミング
愛知県でV2Hの補助を受けるなら、見るのは市町村のページです。
確認できた主な市を、一覧にしました。
| 市 | 補助額 | 主な条件・申請のタイミング | 受付状況(確認日) |
|---|---|---|---|
| 名古屋市 | 1件5万円 | 太陽光発電と連系すること(新設・既設どちらも可)。国の対象機器。令和8年度から工事完了後の申請に変更 | 7/1〜2027/2/12。V2H区分の予算は75万円(5万円×15件分)。V2Hの終了表示はなく、残りは窓口で確認(10/28更新) |
| 岡崎市 | 対象経費の1/5、上限10万円(工事費は対象外) | 岡崎産の再エネ電気との契約が必要。事前申請(工事着手の21日前まで) | 12/28まで。予算がなくなり次第終了(10/8更新) |
| 春日井市 | 1台5万円 | 既存住宅のみ(新築は対象外)。設置後に申請 | 2027/2/26まで、先着。残りは市に確認(5/1更新) |
| 一宮市 | 単独:5万円 太陽光+V2H+HEMS:11万円 |
既存住宅のみ。事前申請(着工の2週間前まで) | 予算の残り1,035万円(10/23)。上限に達した時点で終了 |
| 安城市 | 単独:5万円 太陽光+V2H+HEMS:11万円 |
事前申請(着工・引渡しの15日以上前)。V2Hの受付は7/21開始 | 2027/2/18まで。予算がなくなり次第終了(10/27更新) |
| 大府市 | 上限5万円 | 事前申請(着工の14日前まで)。V2Hのみが対象(普通・急速充電器は対象外) | 受付状況はページに記載なし(9/1更新) |
| 豊田市 | 住宅編は金額を申請ガイドで確認 | 太陽光・HEMS・蓄電池またはV2Hを同じ年度に設置し、同時に申請 | 蓄電池・V2H区分は予算5,000万円のうち残り約2,264万円(10/21) |
出典:名古屋市「令和8年度 住宅等の脱炭素化促進補助」/岡崎市「地球温暖化対策設備設置費補助金」/春日井市「住宅用地球温暖化対策機器設置費の補助制度」/一宮市「住宅用地球温暖化対策設備設置補助金」/安城市「スマートハウス普及促進補助金制度」/大府市「住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金」/豊田市「エコファミリー支援補助金」(確認日:2026年10月29日。受付状況は日々変わります)
表のほかにも、V2Hを補助する市町村はあります。刈谷市は上限5万円(愛知県の補助を含む)と案内されています。豊橋市などは、今回は公式ページで確認できていません。
お住まいの市がここにない場合は、「市の名前+V2H+補助金」で公式ページを探してください。
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名古屋市は「工事完了後」の申請に変わった。V2Hの枠は小さい
名古屋市は、1件5万円です。V2Hを設置する住宅に太陽光発電があるか、V2Hと同時に太陽光を設置し、連系することが条件です。
令和8年度から、申請のタイミングが「工事着工前」から「工事完了後」に変わりました。受付は7月1日から2027年2月12日(消印有効)です。
V2Hの予算は75万円です。5万円なら、15件分にあたります。ページにV2Hの受付終了の表示はありませんが、予算の消化状況は画像だけで、残りは確認できませんでした。受付窓口(052-485-7073)で確認してください。
蓄電システムは予算に達して、すでに受付を終えています。
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岡崎市・一宮市・安城市・大府市は「事前申請」
この4市は、工事を始める前に申請します。交付決定の前に着工すると、補助の対象外になります。
岡崎市は、補助対象経費の1/5で上限10万円です。工事費は対象外で、機器の費用だけが対象です。岡崎産の再エネ電気との契約も必要です。
一宮市と安城市は、V2H単独で5万円、太陽光・V2H・HEMSをあわせて導入すると11万円です。一宮市は予算の残りが1,035万円(10月23日時点)で、上限に達した時点で終わります。
大府市は、上限5万円です。着工の14日前までに申請します。
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春日井市は「設置後」の申請。既存住宅のみ
春日井市は、1台5万円で、設置したあとに申請します。事前の承認は必要ありません。
新築住宅は対象外です。築1年以上の住宅に、今年度中に設置する場合が対象です。
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豊田市は、太陽光・HEMSとのセットで申請する
豊田市のエコファミリー支援補助金(住宅編)は、V2Hを単独では申請できません。太陽光発電、HEMS、蓄電池またはV2Hを、同じ年度に設置し、同時に申請します。
V2Hの補助額は、ページに書かれていません。申請ガイドか、補助金の窓口(0565-41-7391)で確認してください。
蓄電池またはV2Hの区分は、予算5,000万円のうち、残りが約2,264万円です(10月21日時点)。
国のV2H補助金は、2026年8月に受付が終了
国のV2H補助(令和7年度補正予算)は、次世代自動車振興センターが2026年8月28日付で交付申請の受付終了を案内しています。
経済産業省の概要資料では、個人は機器が1/2(上限75万円)、工事費が上限55万円とされていました。ただし、予算が尽きたため、新しく申請することはできません。再開の予定は、お知らせ一覧に出ていません。
出典:次世代自動車振興センター「お知らせ」(確認日:2026年10月29日)
つまり、愛知県でこれから導入する人は、市の補助が主な頼りになります。
補助を引いた自己負担の目安
見積もりが本体と工事で150万円(税込)のケースで、補助を引いてみます。数字は説明用の仮定です。
| 区分 | 補助額 | 自己負担の目安 |
|---|---|---|
| 一宮市・安城市(太陽光+V2H+HEMS) | 11万円 | 139万円 |
| 岡崎市(上限) | 10万円 | 140万円 |
| 名古屋市・春日井市・一宮市・安城市(単独) | 5万円 | 145万円 |
補助が入っても、自己負担は140万円前後です。
補助が小さい分、見積もりの差が自己負担に直結します。同じ条件で2〜3社から見積もりを取ることが、負担を減らす近道です。
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愛知の市の補助は5万〜11万円。見積もりが自己負担を決める
見積もりを取るときは、次の3点を聞いてください。
- お持ちの車と、候補の機器が、対応しているか
- 機器代と工事費の内訳(分電盤から駐車場までの配線を含む)
- お住まいの市町村の補助の申請(着工前か設置後か)に合わせた進め方ができるか
※見積もりを取っただけで契約する必要はありません。契約は、補助の申請が必要な市町村では、申請のあとに行います。対応エリアは北海道を除く46都府県です(運営会社の公式案内)。
失敗しないために、契約の前に確認する4つのこと
1. 市の申請が「着工前」か「完了後」か
名古屋市と春日井市は完了後、岡崎市・一宮市・安城市・大府市は着工前に申請します。同じ愛知県でも、順番が逆です。
着工前の申請が必要な市で、先に契約や工事を始めると、補助の対象外になります。
2. 残りの予算
名古屋市のV2H枠は75万円、一宮市の残りは1,035万円と、市によって規模が違います。
見積もりを取る前に、受付状況を確認します。
3. 太陽光があるか
名古屋市は、太陽光との連系が条件です。豊田市と、一宮市・安城市の11万円の区分は、太陽光とHEMSをセットで導入します。
太陽光がない家は、V2Hの補助が使えない場合があります。
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4. 車と機器が対応しているか
V2Hが使えるかどうかは、車種だけでなく年式や型式でも変わります。
岡崎市や一宮市のように、次世代自動車振興センターに登録された製品に限る市もあります。車と機器の両方を、メーカーの対応表と市の条件で確かめてください。
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よくある質問
Q. 愛知県に直接申請して、V2Hの補助を受けられますか?
できません。県は市町村と協調して補助する仕組みで、申請の窓口は、お住まいの市町村です。
Q. 名古屋市では、工事の前に申請が必要ですか?
令和8年度から、工事完了後の申請に変わりました。ただし、岡崎市・一宮市・安城市・大府市は着工前の申請が必要です。お住まいの市の公式ページで確認してください。
Q. 太陽光がなくても、V2Hの補助は受けられますか?
市によります。名古屋市は太陽光との連系が条件です。一宮市と安城市は、V2H単独なら5万円の区分があります。条件に合わないと補助が使えない場合があるため、市の窓口で確認してください。
Q. 補助が小さいなら、V2Hはやめたほうがいいですか?
補助が出ないと、自己負担は大きくなります。それでも、停電への備えと電気代の調整に価値を感じるなら、見積もりで費用を確かめてから決められます。補助金の有無だけで決めず、見積もりの金額で判断してください。
まとめ:県の協調補助は市で受け取る。順番と枠を確認してから見積もりへ
愛知県のV2H補助は、県の協調補助を通じて、市町村に申請する仕組みです。
国の補助は終了しているため、市の金額と、申請の順番、残りの枠を確認することが先です。
取りこぼしを防ぐ手順は3つです。
- お住まいの市の公式ページで、金額・申請の順番・残りの枠を確認する
- 同じ条件で2〜3社から見積もりを取り、補助を引いた自己負担を出す
- 着工前の申請が必要な市では、契約や着工の前に申請を済ませる
この順番を守れば、停電への備えと電気代の調整を、無駄なく始められます。
自宅の費用感をつかむ第一歩は、見積もりです
補助が小さい地域では、見積もりの差が自己負担に直結します。
▶ V2Hの見積もり・相談はこちら(対応エリア:北海道を除く46都府県)
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