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毎月の電気代やガス代の請求書を見て、「うわっ、高い…」とため息をついていませんか?
物価高が続く今、固定費の削減は家計の急務です。そんな中で候補に挙がりやすいのが、電気とガスをまとめる「セット割」。特に「Looopでんき+ガス」は検討している方も多いのではないでしょうか。
でも、ちょっと待ってください。
「セットにすれば絶対に安くなる」と思い込むのは危険です。
筆者の苦い失敗談
実は私自身、以前に「セット割なら絶対にお得なはず!」と飛びつき、深く調べずに契約を切り替えたことがあります。
しかし、当時の私の生活スタイル(日中ずっと在宅で電気をガンガン使う)と料金プランの仕組みが全く合っておらず、結果的に割高になってしまい激しく後悔しました。
だからこそ、表面的な「割引」という言葉だけで判断せず、「自分のライフスタイルに合う仕組みなのか」を見極めることが一番大切だと痛感しています。
Looopでんき+ガスには「1円/kWh割引」という大きな魅力がある一方で、「電気の市場連動リスク」や「ガスの対象エリア」など、申し込む前に必ず確認すべきポイントが存在します。
この記事では、あなたが申し込んでから後悔しないよう、Looopでんき+ガスが向いている人・向かない人を明確にし、料金体系や他社との比較軸をわかりやすく整理しました。
サクッと読めるので、まずはご自身の家庭でお得になりそうか、一緒にチェックしていきましょう!
Looopでんきの電気ガスセットはどんな人に向いている?
まずは結論からお伝えします。
Looopでんき+ガスは、すべての人が無条件でお得になるサービスではありません。ライフスタイルによって「向いている人」と「向かない可能性がある人」がはっきりと分かれます。
向いている人
以下の条件に当てはまる方は、Looopでんき+ガスへの切り替えで恩恵を受けやすいです。
- 電気をたくさん使う家庭(ファミリー世帯やペットを飼っている方など)
- 電気を使う時間帯を工夫できる人(市場価格が安い日中に洗濯機や食洗機を回せる方など)
- 対象の都市ガスエリアにお住まいの方
後ほど詳しく解説しますが、Looopのガス割は「電気をたくさん使うほど割引額が大きくなる」仕組みです。そのため、ベースの電気使用量が多い家庭ほど、セット割のメリットを最大限に引き出せます。
向かない可能性がある人
一方で、以下のような方は慎重に検討する必要があります。
- 電気の市場価格高騰リスクを許容できない人(毎月一定の料金でないと不安な方)
- 一人暮らしで電気もガスもあまり使わない人(割引の恩恵が少ない)
- プロパンガス(LPガス)を利用している人(※都市ガスのみ対象のため)
特に「市場連動型」という仕組みは、時期や時間帯によって料金が大きく変動します。このリスクを理解した上で申し込むことが、失敗しないための絶対条件です。
Looopでんき+ガスとは
そもそも「Looopでんき+ガス」とはどんなサービスなのか、基本をおさらいしておきましょう。
電気とガスをセットで契約するプラン
Looopでんき+ガスは、その名の通り「電気とガスをセットで契約することでお得になる」プランです。
参考:Looopでんき公式サイト(Looopでんき+ガス)
支払いを一本化できるため、家計簿の管理やクレジットカードの明細チェックが劇的にラクになるという隠れたメリットもあります。ただ、メインの目的はやはり「料金を安くすること」ですよね。
Looopガスだけ契約できる?
「今の電力会社は変えずに、ガスだけLooopにしたいんだけど…」と考える方もいるかもしれません。
しかし、基本的にLooopでんき+ガスは「電気とガスのセット契約」が前提となっています。電気単体の契約は可能ですが、ガス単体での契約は対象外となるケースが多いため、最新の申し込み条件は必ず公式サイトで確認してください。
ガス割の仕組み
ここが一番の誤解ポイントです。
「ガス割」と聞くと、ガス代そのものが安くなると思いがちですよね。でも実は違います。
1kWhあたり1円割引
Looopでんきのガス割は、電気使用量1kWhにつき、電気料金から1円が割引されるという仕組みです。
参考:Looopでんき お客様向けFAQ「ガス割とは何ですか」
つまり、ガスをどれだけ使ったかではなく、「電気をどれだけ使ったか」で割引額が決まるのです。
電気使用量が多いほど割引額は大きい
割引額の計算は非常にシンプルです。
電気使用量別・ガス割の月間割引額
| 月間電気使用量 | 割引単価 | 月間割引額 | 年間換算目安 |
|---|---|---|---|
| 200kWh | 1円/kWh | 200円引き | 2,400円 |
| 300kWh | 1円/kWh | 300円引き | 3,600円 |
| 400kWh | 1円/kWh | 400円引き | 4,800円 |
| 600kWh | 1円/kWh | 600円引き | 7,200円 |
使えば使うほど割引額が大きくなるため、大家族やオール電化などで電気使用量が多い家庭にとっては、非常に強力なメリットになります。
料金体系と注意点
割引の仕組みが分かったところで、絶対に避けて通れない「料金体系」の解説に入ります。ここを理解せずに申し込むと後悔の元になります。
電気料金は市場連動型
Looopでんきの最大の特徴であり、注意点でもあるのが、電気料金(スマートタイムONE)が「市場連動型」であることです。
一般的な電力会社は「1kWhあたり〇〇円」と単価が固定されていますが、市場連動型は日本卸電力取引所(JEPX)の取引価格に合わせて、30分ごとに電気の単価が変動します。
参考:Looopでんき公式サイト(スマートタイムONE)
晴れていて太陽光発電が盛んな日中は単価が「0円近く」になることもあり、その時間に家事を済ませれば電気代を劇的に安くできます。逆に、夕方以降や真夏・真冬の電力需給がひっ迫する時期は、単価が高騰するリスクを孕んでいます。
「安い時間帯を狙って電気を使うゲーム」を楽しめる人には最高ですが、何も気にせず電気を使いたい人には不向きな側面があります。
ガス料金は最新単価を公式確認
ガスの料金単価自体は固定ですが、原料費調整額などが毎月変動します。料金改定が行われることもあるため、検討する際は必ず公式サイトで最新の料金表を確認する癖をつけてください。
Looopでんき+ガスは東京ガスより安い?
首都圏にお住まいの方が一番気になるのが、「結局、東京ガスとどっちが安いの?」という疑問ですよね。
ガス料金だけで比較する場合
純粋な「ガス料金単体」の単価を比較すると、東京ガスとLooopでんき(ガス)で極端な差が出ることは少ないです。(※お住まいの地域や契約プランによります)
東京ガスにも電気とのセット割がありますが、適用条件や割引額の算出方法が異なります。
参考:東京ガス ガス・電気セット割
電気料金も含めて比較する場合
本質的な損得は、ガス代ではなく「電気代も含めたトータルコスト」で比較しなければ見えてきません。
先述の通り、Looopでんきは市場連動型です。市場価格が落ち着いている春や秋、あるいは安い時間帯に電気をシフトできるご家庭であれば、東京ガスのセット割よりもLooopでんき+ガスの方が安くなる可能性は十分にあります。
逆に、夕方〜夜間にしか家事ができず、市場高騰の波をモロに受けてしまう場合は、単価が固定されている他社のほうが安全(安上がり)になるケースもあります。
一人暮らし・二人暮らし・ファミリー別の判断
生活スタイルによってお得度は変わります。世帯別にシミュレーションしてみましょう。
一人暮らし
一人暮らしの場合、そもそも月の電気使用量が150kWh〜200kWh程度に収まることが多いです。
仮に200kWhだとしたら、ガス割の恩恵は「月200円」。年間で2,400円です。
「たった200円か…」と感じるなら、わざわざ市場連動リスクを背負ってまで切り替えるメリットは薄いかもしれません。一人暮らしなら、基本料金0円の固定単価プランなどを探すのも一つの手です。
在宅勤務・ファミリー
一方で、在宅勤務が多い方やファミリー世帯は、相性が良い可能性が高いです。
月の電気使用量が500kWhを超えれば、ガス割だけで毎月500円(年間6,000円)安くなります。
さらに、在宅勤務などで「日中の市場単価が安い時間帯」にエアコンを使ったり、洗濯機を回したりできる環境であれば、市場連動型のメリットをフルに活かせます。
デメリット・注意点
メリットばかりではありません。契約前に絶対に知っておくべき注意点を3つ挙げます。
市場高騰時に高くなるリスク
繰り返しになりますが、一番のリスクです。
猛暑や厳冬、あるいは国際的な燃料不足などの影響でJEPXの市場価格が高騰した場合、電気代が普段の数倍に跳ね上がる可能性もゼロではありません。公式サイトにも高騰時リスクについての記載がありますので、この点は十分に理解しておきましょう。
対象エリアが限られる可能性
Looopガスの対象は、基本的に東京ガスエリアなどの「都市ガス」提供エリアに限られます。ご自身の住まいが対象エリア外であったり、プロパンガス(LPガス)物件だったりする場合は、残念ながら申し込むことができません。
料金シミュレーションは保証ではない
Looopでんきの公式サイトには便利な料金シミュレーションがありますが、あくまで「過去の市場価格に基づいた目安」です。
将来の請求金額を保証するものではないということを、肝に銘じておいてください。
申し込み前チェックリスト
「よし、うちには合っていそうだ!」と思った方へ。スムーズに切り替えるための最終チェックリストです。
用意するもの
申し込みはスマホやPCからWeb完結でできます。手元に以下のものを準備しておきましょう。
- 現在契約している電気・ガスの検針票(供給地点特定番号やお客様番号がわかるもの)
- 支払いに使うクレジットカード
確認すべき契約条件
現在の電力・ガス会社に「解約金」や「違約金」が発生しないか、念のため確認しておきましょう。
また、消費者庁も呼びかけている通り、新しい契約先の約款や支払い方法(クレジットカードのみ等)をしっかり読んでから申し込むのが、トラブルを防ぐ鉄則です。
参考:消費者庁 電力・ガス小売全面自由化に関する情報
Looopでんき+ガスの申し込み方法
最後に、具体的な申し込みのステップを解説します。とても簡単です。
料金シミュレーション
まずは公式サイトへアクセスし、お手元の検針票の数字(月の使用量)を入力してシミュレーションを行います。
「もし過去の市場価格なら、いくら安くなったか」が具体的にわかります。ここで納得感があれば、そのまま申し込み画面へ進みましょう。
申し込みの流れ
フォームに従って、住所、お客様番号、供給地点特定番号、クレジットカード情報などを入力するだけです。
現在の電力・ガス会社への解約手続きはLooop側が代行してくれるため、あなた自身で元の会社に連絡する必要はありません。(※一部例外を除く)
申し込み後、通常1〜2週間程度で供給開始日の案内メールが届き、切り替えが完了します。
電気代やガス代の節約は、最初の「切り替え手続き」さえやってしまえば、あとは毎月自動的に効果が続く最強の節約術です。
Looopでんき+ガスは、市場連動リスクを理解し、電気を使う時間を工夫できるご家庭にとっては、非常に強力な味方になります。
気になった方は、まずは無料の公式シミュレーションで「我が家の場合はどうなるか」を確認するところから始めてみてくださいね!

