住宅ローンが終わっても、電気代は終わらない

節電

住宅ローンの完済が見えてくると、
「これで家計は楽になる」そう思う人は多いと思います。

毎月何万円も支払ってきたローン。それがなくなるのは、たしかに大きな安心材料です。
ただ、ローンが終わったあとも「思ったほど余裕が出ない」と感じる人は少なくありません。

その理由の1つが、電気代です。

結論:ローンが終わっても固定費は終わらない

結論から言うと、住宅ローンが終わっても、固定費は終わりません。
むしろ、ローンという大きな支出が消えたあと、
電気代の存在感が一気に大きくなります。

「ローンが終われば安心」という考えは、
電気代の存在を見落としやすい落とし穴があります。

なぜ「ローン完済=安心」と思ってしまうのか

最大支出が消える安心感

住宅ローンは、多くの家庭で一番大きな支出です。
その支払いが終わることで、家計全体が楽になるように感じやすくなります。

他の固定費を見落としやすい

ローンに意識が向いている間、
電気代や水道代、通信費といった固定費は
「当たり前に払うもの」として深く考えられないことが多いです。

ローン後に残り続ける代表的な固定費

電気代は一生かかる

住宅ローンは終わっても、電気代は終わりません。

  • 毎月必ずかかる
  • 季節を問わず続く
  • 生活が続く限り必要

老後になっても、電気を使わない生活は現実的ではありません。

老後ほど下げにくい理由

老後になると、在宅時間が増えます。
また、暑さや寒さを我慢しにくくなります。
その結果、電気代は下げにくくなります。

住宅ローンが終わった後の家計で起きがちなこと

支出構造が変わるだけ

ローン完済後、支出がゼロになるわけではありません。

  • 住宅ローン:なくなる
  • 電気代:そのまま続く

家計は「楽になる」のではなく、
支出の中身が変わるだけです。

電気代の存在感が増す

ローンがなくなると、毎月の電気代が以前より重く感じられます。
「こんなに払っていたっけ?」と感じるのは、気のせいではありません。

この現実を放置するとどうなるか

老後資金の見通しがズレる

ローン完済後の生活費を楽観的に考えていると、
老後資金の見通しがズレてしまいます。

「こんなはずじゃなかった」状態

実際に多いのが、
「ローンが終わっても生活が楽にならない」
というギャップです。

気づいたときには、選択肢が限られていることもあります。

今のうちに考えておくべき視点

電気代を老後まで含めて計算する

電気代は「今月いくら」ではなく、
「老後までいくらかかるか」で考える必要があります。

固定費を長期で見る

住宅ローンが終わったあとも、
どんな固定費が、どれくらい続くのか。
この視点を持つことで、家計の見え方が変わります。

まとめ

  • 住宅ローンが終わっても固定費は終わらない
  • 電気代は一生かかり続ける支出
  • ローン完済後は電気代の存在感が増す
  • 今のうちに老後まで含めて整理することが大切