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いざ二人暮らしを始めると、驚くのが毎月の「電気代」ですよね。「一人暮らしの時はこんなに高くなかったのに…」と明細を見て焦った経験、ありませんか?
実は私も、妻と同棲を始めた最初の夏に大失敗をしました。一人暮らし時代に契約していた電力会社を何も考えずに新居へ引き継いだのですが、在宅勤務でエアコンとPC2台をフル稼働させた結果、請求額が月に約2万円にも跳ね上がってしまったんです。「さすがにこれは高すぎる!」と慌てて使用量とプランを見直し、二人暮らしに合った電力会社に乗り換えたところ、毎月の固定費を数千円単位でスッキリ落とすことができました。
二人暮らしの電気代は、単に「安い会社」を選べばいいわけではありません。共働きか、在宅勤務か、オール電化か。生活スタイルによって正解は全く異なります。
この記事では、二人暮らしならではの「使用量」や「ライフスタイル」にフォーカスし、あなたにピッタリの電力会社の選び方と比較のコツを徹底解説します。
今の電気代、払いすぎていませんか?
まずは現在の電気使用量をチェックして、二人暮らし向けプランを比較してみましょう。乗り換えるだけで、年間数万円の節約になる可能性があります。
結論|二人暮らしにおすすめの電力会社は生活スタイルで選ぶ
結論から言います。二人暮らしにとって「絶対にここが一番安い」という魔法の電力会社はありません。重要なのは、自分たちの生活スタイルに合っているかどうかです。
選び方に迷ったら、以下の4つの基準で候補を絞ってみてください。
- 電気ガスセットでまとめたい: 東京ガス、大阪ガス、CDエナジー
- ポイント還元で賢く得したい: 楽天でんき、TERASELでんき
- 解約金なしで手軽に試したい: Looopでんき、オクトパスエナジー
- 在宅勤務で使用量が多い(価格安定重視): idemitsuでんき
自分たちの使い方に合わせて選ぶことが、一番の節約の近道です。
二人暮らしの電気代平均はいくら?
まずは基準を知りましょう。自分たちの電気代が平均より高いのか低いのかを把握することが、見直しの第一歩です。
2025年の二人暮らし平均電気代
総務省の家計調査によると、2025年の二人暮らしの電気代平均は、月額約12,144円が一つの目安とされています。
出典:総務省統計局(家計調査 家計収支編)
もし毎月の請求が15,000円を超えているようであれば、かなり割高になっている可能性があります。早急なプラン見直しをおすすめします。
月間使用量は300kWh前後が目安
金額だけでなく「使用量」も重要です。東京都の民間集計では、2人世帯の平均電気使用量は月約302kWh(電気代換算で約9,331円)というデータがあります。
出典:idemitsuでんき(東京都「家庭の省エネハンドブック2025」参考)
この「300kWh」という数字が、二人暮らしの電力会社を比較する上での重要なボーダーラインになります。
夏・冬に電気代が高くなりやすい理由
電気代は一年中同じではありません。特に冬は、エアコン暖房や電気ストーブ、浴室乾燥機の使用が増えるため、一年で最も電気代が高騰します。次いで、エアコン冷房をフル稼働する夏です。季節ごとの変動を理解した上で、通年で安くなる会社を選ぶ視点が求められます。
一人暮らし・三人家族との違い
一人暮らしは基本料金の比重が高く使用量は少なめです。一方、二人暮らしになると、エアコンの同時稼働や洗濯・調理の回数が増えるため、使用量がグッと上がります。単価(使った分だけかかる料金)の安さがより家計に直結してくるのです。
二人暮らし向け電力会社の選び方
二人暮らしに最適なプランを選ぶため、以下の6つの比較軸をチェックしてください。
月間使用量で選ぶ
毎月どれくらい電気を使っているかで、選ぶべきプランが変わります。
- 150〜200kWh(少なめ): 共働きで日中不在が多い。基本料金の安さを重視。
- 300kWh(標準): 従量単価(使った分の料金)とセット割のバランスを重視。
- 400kWh以上(多め): 在宅勤務やペットがいるご家庭。従量単価の安さを最優先。
契約アンペアで選ぶ
二人暮らしの契約アンペアは40Aが無難です。エアコン、電子レンジ、ドライヤーなどを同時に使ってもブレーカーが落ちにくい容量です。在宅勤務や最新家電(ドラム式洗濯乾燥機・食洗機)を多用する場合は、50Aも検討しましょう。(※関西・中国・四国など、アンペア制ではない地域もあります)
電気ガスセットで選ぶ
都市ガスエリアにお住まいなら、電気とガスをまとめる「セット割」は非常に強力です。管理の手間が省けて請求が一本化されるだけでなく、毎月着実に割引の恩恵を受けられます。
解約金・契約期間で選ぶ
賃貸での同棲や、転勤の可能性があるご夫婦なら「解約金(違約金)の有無」はマストで確認しましょう。乗り換えたのに、解約時に数千円取られてしまっては元も子もありません。
支払い方法で選ぶ
新電力の中には「クレジットカード払いのみ」という会社も少なくありません。家計の管理上、口座振替を希望する場合は、対応している会社(CDエナジーやミツウロコでんきなど)を選ぶ必要があります。
市場連動型か固定単価型かで選ぶ
最近増えている「市場連動型」は、電気の取引価格に合わせて料金が変動するプランです。安い時は驚くほど安くなりますが、夏の猛暑や冬の厳冬期には価格が高騰するリスクがあります。ペットのためにエアコンをつけっぱなしにするようなご家庭は、価格変動のない「固定単価型」が無難です。
二人暮らしにおすすめの電力会社候補
ここからは、二人暮らしのシチュエーション別におすすめできる主要な電力会社の特徴と注意点を解説します。
東京ガスの電気
関東エリアで都市ガスを使っているなら、最有力候補の一つ。ガスと電気をまとめると「基本プラン」で電気料金合計の0.5%割引、「ずっとも電気3」なら基本料金から月275円の割引が記載されています。家計管理をラクにしたい新婚さんにおすすめです。
CDエナジーダイレクト
関東エリア対象で、電気ガスセットやポイント還元が魅力。支払い方法もクレジットカードと口座振替に対応しています。ただし、「エンタメでんき」など一部の特殊プランには解約金が設定されているため、申し込み時にプラン詳細をしっかり確認しましょう。
オクトパスエナジー
環境に配慮した再エネプランが特徴。原則として解約金や違約金が発生しないとFAQで案内されています。サステナブルな暮らしを目指すご夫婦にピッタリです。
大阪ガスの電気
関西エリアで二人暮らしをするなら、大阪ガスの電気が定番です。電気だけでも契約でき、口座振替やクレジットカード払いに対応。ガスとセットにすることでさらにメリットが大きくなります。
出典:大阪ガス 公式
Looopでんき
解約手数料0円、契約期間の縛りなしを明言している市場連動型の電力会社です。電気を使う時間を安い時間帯にずらせるような、工夫が好きなカップルに合います。ただし、市場価格の高騰リスクは必ず理解した上で選びましょう。
TERASELでんき
楽天ポイントなどの選べる特典が魅力の電力会社。標準的な使用量(月300kWh前後)の二人暮らしで、ポイ活を頑張りたいご家庭におすすめです。
楽天でんき
楽天経済圏にどっぷり浸かっているご夫婦なら要チェック。切替手続きや解約手数料が0円で縛りもありません。ただし、燃料費調整額や料金改定の最新状況は公式サイトで必ず確認してください。
出典:楽天エナジー 公式
auでんき
auやUQモバイルユーザーにメリットが大きいプラン。通常の違約金はありませんが、特定キャンペーン適用時に12カ月以内で解約すると2,200円の違約金が発生する場合があるため、条件確認が必須です。
出典:au 公式
ソフトバンクでんき
スマホやネットとまとめたいソフトバンクユーザー向け。公式キャンペーンを利用する場合、1年未満の解約で3,000円の違約金がかかる記載があるため、短期で引っ越す予定がある同棲カップルは注意が必要です。
出典:ソフトバンク 公式
idemitsuでんき
市場価格調整単価を導入しておらず、価格変動リスクを抑えたいご家庭におすすめ。「手数料や違約金がかからない」という安心感があります。車をよく使う二人暮らしならガソリン特典も活用できます。
出典:idemitsuでんき 公式
ミツウロコでんき
支払い方法で「口座振替」をしっかり確保したい方におすすめ。切り替え時の工事も不要で、停電リスクも変わらないと公式がしっかり説明してくれています。
出典:ミツウロコでんき 公式
地域電力会社の従量電灯プラン
新電力に不安がある方や、現在オール電化向けプランを契約している方の基準となるプランです。安定供給の面では安心ですが、料金メリットを出すなら新電力への切り替え比較が必須になります。
生活スタイル別|二人暮らしにおすすめの電力会社タイプ
自分たちに当てはまる生活スタイルから、ベストな選択肢を見つけましょう。
共働きで日中不在が多い
平日の日中は誰も家にいないご家庭は、月間の電気使用量が150〜200kWhと少なめに収まることが多いです。この場合、基本料金が安いプランや、楽天でんきなどの「ポイント還元型」を選ぶのが賢明です。
在宅勤務が多い
平日日中もエアコンやPCを稼働させるため、月間300〜400kWhを超えやすくなります。従量単価(使えば使うほどかかる部分)が安いプラン(CDエナジーや東京ガスなど)を選びましょう。燃料費調整額込みで比較するのがコツです。
同棲を始めたばかり
生活リズムがまだ固まっておらず、将来引っ越す可能性もある同棲カップルは、「解約金(違約金)なし」の会社を選ぶのが鉄則。Looopでんきやオクトパスエナジーなら、生活の変化に合わせて身軽に見直しができます。
新婚夫婦
これからの家計管理をしっかりしていきたい新婚さんは、電気とガスをまとめる「セット割」一択と言っても過言ではありません。請求が一本化されるだけで、毎月の家計簿付けがグッと楽になります。
電気使用量が多い
趣味の家電が多い、広めの部屋に住んでいるなど、使用量が多いご家庭は、単価差が料金にダイレクトに響きます。市場連動型は高騰リスクがあるため、固定単価型で安心できる会社を選びましょう。
オール電化
オール電化物件にお住まいの場合は、夜間の電力が安くなる「オール電化専用プラン」が必須です。安易に新電力の一般プランに乗り換えると、逆に高額請求になる恐れがあるため注意してください。
ペットがいてエアコンを長時間使う
ワンちゃんやネコちゃんのために夏・冬にエアコンを24時間稼働させるご家庭は、とにかく「価格安定型」を。市場連動型プランは、需給ひっ迫時に急激に高くなるリスクがあるため避けたほうが無難です。
ポイントを貯めたい
通信費や日常の買い物で貯めているポイントがあるなら、それと連動させるのも一つの手。ただし、「ポイントは貯まるけど電気代自体が高い」という本末転倒にならないよう、実質料金での比較をお忘れなく。
地域別|二人暮らし向け電力会社の選び方
住んでいるエリアによって、申し込める電力会社は大きく変わります。全国対応と謳っていても「沖縄や離島は除く」ケースが多いので注意です。
東京電力エリア
選択肢が最も多いエリア。東京ガスやCDエナジーなど、ガス会社系を含めて幅広く比較できます。「候補が多すぎて選べない」という方は、まずは電気ガスセットから検討してみてください。
関西電力エリア
関西はアンペア制ではないプランが多いのが特徴。大阪ガスの電気が非常に強いため、まずは大阪ガスを基準にして、Looopでんきやidemitsuでんきなどと比較するのがセオリーです。
中部・九州・東北・北海道などその他エリア
冬の寒さが厳しい北海道・東北・北陸エリアは、冬場の電気暖房による使用量激増に注意。価格安定性を重視したプラン(idemitsuでんき等)や、地元のガス会社とのセットプランを検討しましょう。沖縄エリアは対応している新電力が限られるため、まずは供給エリアの確認を最優先にしてください。
料金シミュレーションで確認すべき条件
公式サイトで料金を比較する際、適当に数字を入れるのはNGです。以下の条件を意識してシミュレーションしてください。
30A・40A・50Aで比較する
ご自宅のブレーカーを見て、現在の契約アンペア数を確認しましょう。二人暮らしなら40Aを基準に比較するのが正確です。
150〜400kWhで比較する
「月いくら安くなるか」よりも「月何kWh使っているか」を入力してください。検針票やWebマイページで過去の明細を確認し、夏場・冬場の数値を入力して試算するとリアルな金額が出ます。
燃料費調整額と再エネ賦課金を含める
この2つを見落とすと、シミュレーション結果と実際の請求額にズレが生じます。特に「燃料費調整額」は会社ごとに算定方法が異なる場合があるため、注記をよく読みましょう。
キャンペーン込みと通常料金を分ける
「初月無料!」などのキャンペーンは魅力的ですが、それが終わった後の2ヶ月目以降の「通常料金」が安くなければ意味がありません。長期的な目線で比較してください。
市場連動型は別枠で考える
市場連動型プランを、固定単価のプランと同じ土俵で比較するのは危険です。安いシミュレーション結果が出ても、「高い時はこれ以上になるリスク」を含んで検討しましょう。
二人暮らしで電力会社を乗り換えるときの注意点
ここで、乗り換え時に「やってはいけない失敗」を共有しておきます。
オール電化は安易に乗り換えない
先ほども触れましたが、オール電化の既存プラン(昔からある深夜電力が極端に安いプラン)は、現在の新電力プランよりもお得なケースが多々あります。一度解約すると元のプランに戻れないことがあるため、慎重すぎるくらいで丁度いいです。
キャンペーン違約金を確認する
「基本の解約金はゼロだけど、キャンペーンを使って1年以内に解約したら違約金がかかる」という落とし穴があります。auでんきやソフトバンクでんきなどの一部キャンペーンに記載があるため、適用条件の細則は必ず目を通しましょう。
供給エリア外に注意する
「この会社安い!」と思っても、自分の住んでいる地域が対象外ならどうしようもありません。比較を始める前に、まず郵便番号で対象エリアかどうか弾きましょう。
賃貸・一括受電物件は確認する
多くの賃貸マンションでは自由に電力会社を選べますが、建物全体で「高圧一括受電契約」を結んでいる物件は、個別の変更ができません。入居前に管理会社や契約書を確認してください。
名義・支払い方法を決めておく
同棲の場合、電気代の名義をどちらにするか揉めることがあります。支払う口座やクレジットカードを持っている人、あるいは今後も長く住み続ける可能性が高い人を名義人にするのがスムーズです。
よくある質問
二人暮らしの契約アンペアは何Aがいい?
30A〜40Aが目安です。エアコン・電子レンジ・ドライヤーを同時に使うなら40Aが無難。広めの部屋や在宅勤務、最新家電を多用するなら50Aも検討してください。
二人暮らしなら新電力にした方が安い?
必ず安くなるとは限りません。月300kWh以上使うご家庭はメリットが出やすいですが、150kWh前後の少ない使用量だと、大きな差が出ないこともあります。
電気とガスはセットにした方がいい?
都市ガスエリアならメリット大です。割引が適用されるだけでなく、請求がまとまるので家計管理が圧倒的に楽になります。
電力会社を切り替えると停電する?
切り替えが原因で停電しやすくなることはありません。送配電の設備はこれまでと同じ地域の電力会社のものを使うため、電気の品質も全く同じです。
引っ越し当日から電気を使うにはいつ申し込むべき?
引っ越し先が決まったら、遅くとも入居の1週間前には手続きを済ませましょう。また、旧居の解約手続きも自分で行う必要があります。
同棲中で名義はどちらにすべき?
家計用口座やクレジットカードを管理する人にしましょう。万が一別れてしまった場合の手続きのしやすさも考慮しておくと安心です。
電気代を二人で折半するならどう管理すべき?
家計管理アプリや共有口座を使うのがおすすめ。電力会社のマイページを二人で共有し、電気・ガス・水道をまとめて折半すると揉めにくいです。
クレジットカードなしでも申し込める?
はい。CDエナジーや大阪ガス、ミツウロコでんきなど、口座振替に対応している会社を選べば問題ありません。
まとめ|二人暮らしの電力会社は使用量・地域・生活スタイルで選ぶ
二人暮らしの電力会社選びは、単なる「安さ競争」ではありません。
まずは、今の電気代が平均(約12,000円・約300kWh)より高いか確認してください。そして、自分たちが「共働きか」「在宅勤務か」「ガスもまとめるか」というライフスタイルに合わせて候補を絞りましょう。
- 使用量と生活スタイルで候補を絞る
- 電気ガスセット・ポイント・解約金の条件を比較する
- 必ず公式サイトで最新の料金シミュレーションを行う
この手順を踏めば、乗り換えで失敗することはありません。
最後にもう一度、最新の料金をシミュレーションしてみませんか?
検針票(またはWEB明細)を手元に用意して、実際にどれくらい安くなるか公式サイトで確認してみましょう。
