北陸電力の電気料金が安い時間帯はいつ?プラン別に夜間料金と節約術を徹底解説

電気代

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電気代の請求書を見るたびに、ため息をついていませんか?

「夜に電気を使えば安くなるはず!」

そう信じて、夜な夜な洗濯機を回したり、食洗機をセットしたりしている方も多いでしょう。でもちょっと待ってください。その使い方、本当は安くなっていないかもしれません。

実は私自身、過去に大きな勘違いをしていました。電気代を節約しようと、家族に「電気は夜に使って!」と口うるさく言っていたのに、いざ検針票を見たら単価が全く変わっていなかったんです。原因は「従量電灯」という、時間帯で料金が変わらないプランを契約していたからでした。

北陸電力で「安い時間帯」を活用するには、自分の契約プランを正しく把握することが絶対に欠かせません。

この記事では、北陸電力の公式情報をもとに、プランごとの安い時間帯や単価、そして夜間料金を最大限に活かす方法をわかりやすく解説します。読み終える頃には、あなたの家でいつ家電を動かせば一番お得になるのかがハッキリとわかりますよ。

北陸電力の電気料金が安い時間帯はいつ?まず結論

結論から言いましょう。北陸電力で一番ポピュラーな夜間プランの安い時間帯は、20時から翌朝8時です。

ですが、これはあくまで特定のプランに限った話。詳しく見ていきましょう。

くつろぎナイト12なら夜間20時〜翌8時が安い

現在、北陸電力がメインで提供している夜間がお得なプランが「くつろぎナイト12」です。
このプランを契約している場合、夜20時から翌朝8時までの12時間が「夜間時間」として設定されており、この時間帯の電気代がグッと安くなります。

夜の8時から安くなるというのは、共働きで夜に家事をまとめてこなす家庭にとっては非常に嬉しい設定ですよね。

土日祝日の昼間も平日昼間より安い

「くつろぎナイト12」のもう一つの魅力が、休日のお得さです。
土曜日、日曜日、祝日の昼間(8時〜20時)は「ウィークエンド時間」と呼ばれ、平日の昼間よりも安い単価が設定されています。

休日に家族で家で過ごしたり、まとめて掃除や洗濯をしたりする家庭でも、無理なく節約できる仕組みになっています。

ただし契約プランによって時間帯は異なる

ここが一番の落とし穴です。
「北陸電力=いつでも夜が安い」わけではありません。北陸電力の公式FAQでも案内されている通り、時間帯は料金メニューごとに異なります。

もしあなたが一般的な「従量電灯」を契約しているなら、夜に使っても安くなりません。まずは手元の検針票やWebサービス「ほくリンク」で、ご自身のプラン名を確認することから始めましょう。

北陸電力の主な料金プラン別・安い時間帯一覧

それでは、プランごとの「安い時間帯」を一覧表で確認してみましょう。
過去に契約したままの古いプラン(新規受付終了)が残っている方も多いので、自分のプランを探してみてください。

【北陸電力の料金プラン別・安い時間帯一覧】

プラン名 安い時間帯(夜間) 土日祝の扱い 新規受付
くつろぎナイト12 20時〜翌8時 平日昼間より安い 受付中
エルフナイト8 23時〜翌7時 設定なし 終了
エルフナイト10 22時〜翌8時 設定なし 終了
エルフナイト10プラス 22時〜翌8時 平日昼間より安い 終了
深夜電力A/B/C/D 23時〜翌7時 ほか 設定なし 終了
従量電灯(ネクスト含む) 時間帯による料金差はなし 受付中

くつろぎナイト12

現在、オール電化住宅やヒートポンプ式給湯器(エコキュート等)を使っている方に最もおすすめされているプランです。夜間(20時〜翌8時)の単価が安く設定されています。

エルフナイト8 / 10 / 10プラス

かつてのオール電化向け主力プランです。安い時間帯が23時からだったり、22時からだったりと、プランの数字が時間帯を表しています。しかし、これらは2016年7月をもって新規受付を終了しています。

深夜電力

電気温水器や蓄熱式暖房器を使っている家庭向けの古いプランです。こちらも2016年3月に新規受付を終了しています。既存契約者の方は引き続き利用できます。

従量電灯・従量電灯ネクスト

北陸電力の中で最もスタンダードなメニューです。
時間帯によって電気代は変わりません。昼に使っても夜に使っても単価は同じなので、「夜中にわざわざ起きて洗濯機を回す」といった努力は、残念ながら節約には繋がりません。

くつろぎナイト12の料金単価と時間帯

では、現在主力となっている「くつろぎナイト12」では、どれくらい単価に差があるのでしょうか。具体的な数字を見てみましょう。

時間帯 対象時間 単価 (1kWhあたり)
昼間時間 平日 8時〜20時 39.87円
ウィークエンド時間 土日祝等 8時〜20時 33.80円
夜間時間 毎日 20時〜翌8時 26.98円

※2026年7月時点の公式単価。基本料金、燃料費調整額、再エネ賦課金は含まれていません。

昼間時間

平日の日中は最も単価が高く設定されています。この時間に大量に電気を使うと、請求額が跳ね上がる原因になります。

ウィークエンド時間

休日の日中は少し単価が下がります。平日にできなかった家事をまとめてこなすのに適した時間帯です。

夜間時間

夜20時から翌朝8時までは、昼間に比べて約13円も安くなります。
1kWhあたり13円の差は、1ヶ月、1年と積み重なると非常に大きな金額の差を生み出します。

夜間が安いが、燃料費調整額は別途

一つ注意したいのが「燃料費調整額」です。
電気代の請求額は【基本料金+電力量料金+燃料費調整額+再エネ賦課金】で決まります。夜間単価が安くても、燃料費が高騰している時期は「思っていたほど安くない」と感じることがあります。特に「自由料金メニュー」の場合は、この調整額に上限がないため注意が必要です。

夜間に使うと効果が出やすい家電

安い時間帯がわかったら、次に行動です。
どの家電を夜間に動かすかで、節約効果は劇的に変わります。

エコキュート

夜間電力活用の大本命です。
お湯を沸かすのには大量のエネルギーを使います。エコキュートのタイマー設定が、ご自身のプランの「安い時間帯」の始まり(くつろぎナイト12なら20時以降)に合っているか、今すぐ確認しましょう。

食洗機

夕食後の食器洗い。20時以降にボタンを押すだけで節約になります。ただし、深夜に動かすと稼働音が響くことがあるため、生活音には配慮が必要です。

洗濯乾燥機

乾燥機能は非常に電気を食います。
寝る前にタイマーをセットし、翌朝の安い時間帯(8時前)に終わるように設定するのが賢い使い方です。集合住宅の場合は騒音トラブルにならない時間帯を選びましょう。

EV・PHEV充電

電気自動車の充電は、まさに夜間プランのためにあるようなものです。帰宅後、すぐにケーブルを挿すのではなく、タイマー充電機能を使って20時以降に充電を開始させましょう。

蓄電池の充電

太陽光発電と組み合わせているご家庭なら、安い夜間電力を蓄電池に貯めておき、単価の高い昼間にそれを使うことで、電気代を劇的に下げるループを作ることができます。

夜間料金プランが向いている家庭・向かない家庭

ここまで読んで、「すぐにくつろぎナイト12に変えなきゃ!」と思った方、少し冷静になりましょう。ライフスタイルによっては、逆に高くなってしまうケースもあります。

向いている家庭

オール電化住宅や、エコキュートを設置している家庭は文句なしに向いています。(そもそも、くつろぎナイト12は原則エコキュート等を使用していることが加入条件となっています)
また、共働きで平日の昼間は誰も家にいない、というご家庭も夜間へのシフトがしやすく恩恵を受けやすいです。

向かない家庭

日中、家族の誰かが常に在宅していて、エアコンやテレビ、パソコンなどをガンガン使っている家庭です。
夜間プランは「夜が安い代わりに昼間が高い」というシーソーのような関係です。昼間の使用量が多いと、高額な昼間単価が適用されてしまい、結果的に損をしてしまいます。

昼間使用が多い家庭の注意点

ペットを飼っていて夏場や冬場は日中もエアコンをつけっぱなしにしている場合などは、時間帯別プランよりも、24時間単価が一定の「従量電灯」の方が安く済むケースが多々あります。

オール電化でない家庭の注意点

オール電化ではないけれど夜間プランに興味がある場合、まずは「夜間に移せる電気の量」がどれくらいあるかを見極める必要があります。ガス給湯器を使っている場合は、無理にプランを変えないほうが無難かもしれません。

「うちの生活スタイルだと、どのプランが一番安いの?」

迷ったときは、プロの無料シミュレーションで診断してもらうのが一番確実です。現状のプランのままが良いのか、乗り換えた方がお得になるのか、サクッと確認してみましょう。

旧プラン利用者はここを確認

北陸電力には、名前が似ている古いプランがたくさんあります。昔から契約を変えていない方は要注意です。

エルフナイトは新規受付終了

エルフナイト8、エルフナイト10、エルフナイト10プラスはすでに受付を終了しています。
現在契約中の方はそのまま使えますが、一度別のプラン(くつろぎナイト12など)に変更したり、他社へ乗り換えたりすると、二度と元のエルフナイトには戻れません。解約の際は慎重に判断してください。

深夜電力も新規受付終了

電気温水器などを利用している方向けの「深夜電力」も受付終了済です。こちらも同様に、安易なプラン変更にはリスクが伴います。

既存契約者は検針票・ほくリンクで確認

まずは、ポストに入る検針票や、北陸電力の会員サイト「ほくリンク」にログインして、自分のプラン名と単価を確認しましょう。昔のプランのままの方が、実は今でもお得だった、というケースも少なくありません。

北陸電力で電気代を抑えるチェックリスト

今日からすぐに始められる、電気代節約のための具体的なステップをまとめました。

  • 契約プラン名を確認:ほくリンクで今すぐチェック。
  • 夜間へ移せる家電を洗い出す:食洗機・洗濯機・炊飯器のタイマーを活用。
  • 平日昼間の使用量を減らす:休日のウィークエンド時間帯に家事を回す。
  • 燃料費調整額を確認:毎月変動するので、単価だけでなく総額を見る。
  • 必要なら料金シミュレーションを使う:他社と比較して妥当性をチェック。

契約プラン名を確認

すべてはここから。従量電灯なら時間帯を気にせず節電に励み、夜間プランなら時間をずらす工夫をします。

夜間へ移せる家電を洗い出す

ボタン一つで夜間に動かせるものは、すべて夜間にシフトしましょう。

平日昼間の使用量を減らす

昼間単価が高いプランの場合、休日の「ウィークエンド時間」を有効活用して、アイロンがけや作り置き調理などをまとめて行います。

燃料費調整額を確認

明細にある「燃料費調整単価」にも目を向けてください。ここが高騰している場合は、使う時間帯だけでなく、全体の「使用量」自体を減らす工夫(エアコンの温度設定など)が必要です。

必要なら料金シミュレーションを使う

電気代の見直しは、スマホの料金プランを見直すのと同じくらいインパクトがあります。現状に少しでも不安があるなら、一度客観的なデータを出してみましょう。

電気代の高騰に悩む前に、まずは比較を!

よくある質問

北陸電力は夜なら必ず安い?

いいえ、違います。
「くつろぎナイト12」などの時間帯別プランを契約している場合のみ安くなります。ご自身の契約プランを必ず確認してください。

従量電灯でも夜に使うと安い?

安くなりません。
従量電灯は24時間同じ単価です。無理に夜中起きて家事をする必要はありません。

土日はずっと安い?

くつろぎナイト12の場合、土日祝日の8時〜20時(ウィークエンド時間)は平日昼間より安くなりますが、最も安いのはあくまで夜間(20時〜翌8時)です。「終日一番安い」わけではありません。

エルフナイトに今から申し込める?

残念ながら、2016年7月31日で新規受付を終了しているため、今から申し込むことはできません。

くつろぎナイト12は誰でも入れる?

原則として、エコキュートなどの「ヒートポンプ式給湯器」を使用している方が対象となります。ガス給湯器の家庭は加入できないケースが多いので、事前に約款や窓口で確認が必要です。


電気代の節約は、正しい知識を持つことから始まります。
まずはご自身のプランを把握し、「一番お得な時間帯」に家電を動かす習慣をつけてみてくださいね。