中国電力の電気料金が安い時間帯はいつ?プラン別に夜間・休日・昼間料金を解説

電気代

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「電気代が高いから、なるべく夜に家電を使おう!」
そう思って、毎日眠い目をこすりながら洗濯機や食洗機を回していませんか?

実はそれ、あなたの契約プランによっては「まったく意味がない」かもしれません。

結論から言うと、中国電力で「安い時間帯」が存在するかどうか、そしてそれが何時なのかは、契約しているプラン名によって完全に異なります。
この記事では、中国電力の主要プランごとに「何時から何時までが安いのか」を徹底解説。あなたの生活スタイルに合った正しい電気の使い方と、無理なくできる節約のコツをお伝えします。

📝 筆者の失敗談:夜更かしの苦労が水の泡…

実は私も過去に大失敗をしたことがあります。
当時の私は「電気代はとにかく夜使えば安くなる!」と信じ切っていました。毎晩23時に起きて洗濯機を回し、休日の朝は早起きして掃除機をかける日々。
しかし、ある日検針票をじっくり見てみたら…なんと我が家の契約は「スマートコース」だったんです。
後述しますが、スマートコースは「時間帯で料金が一切変わらない」プラン。つまり、私の夜更かし節約は完全に無意味でした。そこから一念発起してプランの仕組みを猛勉強し、生活に合ったプランへ切り替えたことで、今ではストレスフリーに電気代を管理できています。

私と同じような失敗を防ぐためにも、まずはご自宅のプランと「本当の安い時間帯」を一緒に確認していきましょう!

  1. 中国電力の電気料金が安い時間帯は契約プランで違う
    1. 主要プラン別・安い時間帯早見表
  2. ナイトホリデーコースで安い時間帯
    1. 平日は21時〜翌9時がナイトタイム
    2. 土日祝日などは終日ホリデータイム
    3. 昼間9時〜21時は割高になりやすい
  3. 電化Styleコースで安い時間帯
    1. 平日21時〜翌9時と休日が安い
    2. 電気給湯機等の使用が前提
    3. ナイトホリデーコースとの違い
  4. おひさまシフトコースは昼間8時〜16時が安い例外
    1. 夏季以外は8時〜16時のひるecoタイムが割安
    2. 夏季は昼夜同一単価
    3. 対象はおひさまエコキュート等の利用者
  5. スマートコース・シンプルコースは時間帯で安くならない
    1. スマートコースは使用量別の3段階料金
    2. シンプルコースは一律単価
    3. 夜間に家電を使っても単価は変わらない
  6. 旧プラン・深夜電力の安い時間帯
    1. 深夜電力Bは23時〜翌8時
    2. 第2深夜電力は1時〜6時
    3. 新規加入できないメニューがあるため要確認
  7. 安い時間帯に使うと効果が出やすい家電
    1. エコキュート・電気温水器
    2. 食洗機
    3. 洗濯乾燥機
    4. EV充電
    5. 炊飯器・掃除機・ドライヤーは無理に移さない
  8. 時間帯だけで電気代が決まらない理由
    1. 燃料費等調整額
    2. 再生可能エネルギー発電促進賦課金
    3. 基本料金・最低月額料金
  9. 生活パターン別のおすすめ判断
    1. 夜・休日に電気を多く使う家庭
    2. 昼間在宅が多い家庭
    3. オール電化家庭
    4. 太陽光・おひさまエコキュート利用家庭
    5. 使用量が少ない家庭
  10. プラン変更・電力会社見直し前のチェックリスト
    1. 契約プラン名を確認
    2. 1日の使用量分布を確認
    3. 公式シミュレーションで試算
    4. 新電力比較は条件をそろえる

中国電力の電気料金が安い時間帯は契約プランで違う

中国電力には複数の料金プランがあり、夜間が安いもの、昼間が安いもの、時間帯でまったく変わらないものに分かれます。
まずは、現行の主力プランの「安い時間帯」を一覧で把握しましょう。

主要プラン別・安い時間帯早見表

プラン名 安い時間帯 向いている家庭
ナイトホリデーコース 平日21時〜翌9時
休日全日
夜型・共働き家庭
電化Styleコース 平日21時〜翌9時
休日全日
オール電化(電気給湯機あり)
おひさまシフトコース 夏季以外の8時〜16時 太陽光・おひさまエコキュートあり
スマートコース
シンプルコース
時間帯差なし 時間を気にせず使いたい家庭

このように、契約プラン名を確認することが節約の第一歩です。ここからは、各プランの詳細を深掘りしていきます。
引用元:中国電力公式 料金単価表

ナイトホリデーコースで安い時間帯

「ナイトホリデーコース」は、日中不在にすることが多い共働き世帯などに人気のプランです。

平日は21時〜翌9時がナイトタイム

平日は夜21時から翌朝9時までが「ナイトタイム」として設定されています。
この時間の電力量料金単価は34.65円/kWhとなっており、昼間に比べて割安に電気が使えます。夜ご飯を食べ終わってから洗濯機を回したり、朝出かける前に家事をまとめたりするのに最適です。

土日祝日などは終日ホリデータイム

嬉しいのは、お休みの日の扱いです。
土曜日、日曜日、祝日はもちろんのこと、1/2〜1/4、5/1、5/2、12/30、12/31も「ホリデータイム」として一日中割安な単価が適用されます。
年末年始やゴールデンウィークの平日の谷間も対象になっているため、休日にまとめて家事をする家庭には大きなメリットです。

昼間9時〜21時は割高になりやすい

ただし、注意点があります。
平日の9時〜21時は「デイタイム」となり、割安な時間に比べて単価が高く設定されています。平日昼間にテレワークが増えたり、夏休みに子供がずっと家にいたりすると、かえって電気代が高くなるリスクがあることを覚えておきましょう。

電化Styleコースで安い時間帯

エコキュートなどの電気給湯機を設置している、いわゆる「オール電化」向けに用意されているのが電化Styleコースです。

平日21時〜翌9時と休日が安い

時間帯の区切りはナイトホリデーコースと全く同じです。
平日21時〜翌9時と、土日祝日等のホリデータイムが割安になります。深夜にお湯を沸き上げるエコキュートの仕組みにぴったり合った設定です。

電気給湯機等の使用が前提

このプランに加入するには「電気給湯機等を使用していること」という条件があります。誰でも入れるわけではありません。オール電化住宅に住んでいれば、基本的にはこのプランに該当することが多いでしょう。

ナイトホリデーコースとの違い

時間帯が同じなら何が違うのでしょうか。決定的な違いは「夜間単価の安さ」です。

プラン ナイト・ホリデー単価
ナイトホリデーコース 34.65円/kWh
電化Styleコース 30.35円/kWh

このように、電化Styleコースの方が夜間の単価が安く設定されています。エコキュートを利用しているなら、しっかりこのプランを活用したいところです。
引用元:中国電力公式 電化Styleコース

おひさまシフトコースは昼間8時〜16時が安い例外

「電気は夜が安い」という常識を覆すのが、2024年に提供開始された新しいプラン「おひさまシフトコース」です。

夏季以外は8時〜16時のひるecoタイムが割安

このプランの最大の特徴は、昼間(8時〜16時)の方が夜間よりも安くなることです。
単価は「ひるecoタイム」で28.50円/kWh。太陽光発電が盛んな昼間に電気を使ってもらうことで、電力需給のバランスを取る目的で作られました。

夏季は昼夜同一単価

注意したいのは季節による違いです。
エアコン等で電力需要が高まる「夏季(7月1日〜9月30日)」は、昼も夜も単価が同じになります。「夏も昼間が安い」と勘違いして冷房を使いすぎないよう気をつけましょう。

対象はおひさまエコキュート等の利用者

このプランは「昼間にお湯を沸かすヒートポンプ給湯機(おひさまエコキュートなど)」を利用している家庭が対象です。太陽光パネルを設置している住宅とも非常に相性が良い最先端のプランと言えます。

スマートコース・シンプルコースは時間帯で安くならない

冒頭の筆者の失敗談にあったのが、このプランです。「夜に洗濯機を回せば安い」と思っている人は要注意です。

スマートコースは使用量別の3段階料金

スマートコースは、ひと月に使った「合計の電気量」に応じて単価が3段階に上がっていく仕組みです。どの時間帯に電気を使っても、単価に差はありません。

シンプルコースは一律単価

シンプルコースも同様に時間帯による差はなく、使った分だけ一定の単価が掛け算されるシンプルな仕組みです。

夜間に家電を使っても単価は変わらない

つまり、このコースを契約している方は深夜に無理をして家事をする必要は全くありません。
時間帯を気にせず、自分の好きなタイミングで電気を使ってOKです。ライフスタイルを崩さずに済む反面、夜間の割安な恩恵は受けられないという特徴があります。

旧プラン・深夜電力の安い時間帯

昔から中国電力を契約している方は、現在新規受付を停止している「旧プラン」に入っている可能性があります。

深夜電力Bは23時〜翌8時

深夜電力Bを契約している場合、安い時間帯は夜23時から翌朝8時です。ナイトホリデーの「21時」よりスタートが遅い点に注意しましょう。

第2深夜電力は1時〜6時

さらに短い時間帯に限定された「第2深夜電力」というメニューもあり、こちらは深夜1時〜午前6時のみ通電されます。

新規加入できないメニューがあるため要確認

「時間帯別電灯」や「ファミリータイム」など、かつて人気だったプランは現在新規加入ができません。
もし今契約しているなら、現行プランに変えると逆に高くなるケースもあるため、プラン変更は慎重に行いましょう。
引用元:中国電力公式 旧メニュー

安い時間帯に使うと効果が出やすい家電

自分の安い時間帯がわかったら、次は「どの家電をその時間に動かすか」です。

エコキュート・電気温水器

家庭の消費電力の多くを占めるのが給湯です。電化Styleなら夜間に、おひさまシフトなら昼間にしっかり沸き上げ設定ができているか、リモコンの時刻設定を確認しましょう。

食洗機

タイマー機能を使って夜間に動かしやすい代表格です。寝る前にセットしておけば、朝には終わっているので効率的です。

洗濯乾燥機

乾燥まで行うとかなりの電力を使います。安い時間に回すのがベストですが、深夜の運転は騒音や振動で近隣トラブルになる可能性があるため、マンション等の場合は朝方の時間帯(6時〜9時など)にタイマーを合わせるのがおすすめです。

EV充電

電気自動車の充電も大量の電気を使います。タイマー機能がついている充電器なら、確実に安い時間帯にセットしておきましょう。

炊飯器・掃除機・ドライヤーは無理に移さない

消費電力は大きいものの、使う時間が短い家電は無理に時間を移す必要はありません。数百円の節約のために生活リズムを壊してストレスを溜めるより、大物家電(給湯や乾燥機)の時間を調整するほうが圧倒的にコスパが良いです。

時間帯だけで電気代が決まらない理由

「安い時間に使っているのに、請求額が高い!」と感じる場合、以下の要素が関係しています。電気代は単価の掛け算だけではありません。

燃料費等調整額

原油やLNG(液化天然ガス)など、発電に必要な燃料の輸入価格変動を毎月の電気代に反映させる仕組みです。これが高騰すると、どれだけ安い時間帯に使っても全体の請求額は跳ね上がります。

再生可能エネルギー発電促進賦課金

太陽光や風力などで発電された電気を国が買い取るための費用で、全世帯が使用量に応じて負担しています。毎年単価が更新されるため、知らぬ間に値上がりしている原因の一つです。

基本料金・最低月額料金

電気をまったく使わなくても発生する固定費です。プランや契約アンペア数によって異なるため、ここを見直すことでベースの電気代を下げられる可能性もあります。
引用元:資源エネルギー庁 電気料金の内訳

生活パターン別のおすすめ判断

結局、我が家はどうすればいいの?という方へ、生活パターン別のベストな立ち回りをまとめました。

夜・休日に電気を多く使う家庭

平日の昼間は仕事で家を空け、家事は夜や休日にまとめる方は「ナイトホリデーコース」がぴったり。タイマー家電をフル活用しましょう。

昼間在宅が多い家庭

テレワークや専業主婦(夫)、シニア世帯などで日中もエアコンやテレビをよく使う方は、時間帯差のない「スマートコース」にしておくのが無難です。夜間割引プランにすると、昼間の割高単価が直撃して損をします。

オール電化家庭

迷わず「電化Styleコース」(または既存の旧ファミリータイム等)を維持しましょう。給湯の電力を夜間で賄うことが大前提です。

太陽光・おひさまエコキュート利用家庭

自家消費を最大限に活かせる「おひさまシフトコース」が最強です。昼間の安い時間帯にお湯を沸かし、余った電気で家事をこなすのが賢い運用です。

使用量が少ない家庭

単身赴任や一人暮らしなどで極端に電気を使わない場合は、どのプランを選んでも大差が出にくいです。基本料金の安い電力会社(新電力)への乗り換えを検討する方が早いかもしれません。

プラン変更・電力会社見直し前のチェックリスト

「今のプラン、うちには合ってないかも…」と思った方は、いきなり変更する前に以下の3つをチェックしてください。

契約プラン名を確認

まずは中国電力の会員サイト「ぐっとずっと。クラブ」や毎月の検針票で、自分の現在のプラン名と契約容量(アンペアやkVA)を正確に把握しましょう。

1日の使用量分布を確認

スマートメーターが設置されていれば、会員サイトから「1日のうち何時にどれくらい電気を使っているか」のグラフが見られます。本当に夜型なのか、実は昼に多く使っているのか、事実を確認します。

公式シミュレーションで試算

プランを変えたら安くなるかは、中国電力の公式シミュレーションで計算できます。数ヶ月分の検針票を手元に置いて試算してみましょう。

新電力比較は条件をそろえる

もし「中国電力のどのプランにしても高そう…」と感じた場合、新電力(別の電力会社)への乗り換えも一つの手です。
ただし、新電力を比較するときは「燃料費調整額に上限はあるか」「解約金はかからないか」といった条件をしっかり確認することが重要です。

「自分で色々な会社を調べるのは面倒…」
「今の生活スタイルなら、どこの会社が一番安くなるのか手っ取り早く知りたい!」

という方は、無料の比較サービスを使って、プロ目線でのシミュレーション結果を確認してみるのが最も確実でスピーディです。

毎月の電気代は、一度正しいプランに設定してしまえば「何もしなくてもずっと節約効果が続く」最高の固定費削減になります。
まずはご自身のプランの「安い時間帯」を把握し、今日からの家電の使い方を少しだけ工夫してみてくださいね!