「そもそも、うちは太陽光をつけるべきか?」から整理したい方はこちらからどうぞ。
→ 新築に太陽光発電はつけるべき?費用・採算・後悔しない判断基準
結論、新築の太陽光は「18〜25万円/kW」が現在のメイン相場帯で、5kWならおよそ90〜125万円前後が目安になります。
ただし、これはあくまで“スタートライン”の数字。実際の見積りでは、
- ハウスメーカー経由か、外部業者経由か
- どのメーカーのパネルを選ぶか
- 蓄電池を同時に入れるかどうか
- ZEH・補助金を使えるかどうか
といった条件で、同じ5kWでも総額が数十万円〜100万円以上変わることは珍しくありません。
先に具体的な費用を知りたい方は、完全無料の一括見積サイトで確認。
→ 【完全無料】太陽光発電・蓄電池のおすすめ一括見積もりサイト5選
結論:新築太陽光の費用相場【kW単価&容量別の目安】
▼ 新築太陽光の費用相場(目安)
- 1kWあたり:18〜25万円前後
- 4kW:およそ70〜100万円
- 5kW:およそ90〜125万円
- 6kW:およそ110〜150万円
※屋根形状・メーカー・地域・施工経路によって前後します。
この時点で「思ったより高い…」と感じるかもしれませんが、
- 電気代削減
- 余剰売電による収入
- ZEH・自治体の補助金
まで含めてトータルの損得を見る必要があります。
回収年数や「本当に元が取れるのか?」は、こちらで数字ベースで解説しています。
→ 太陽光発電の費用相場と回収年数
「本当のコスト」はどこで決まる?費用内訳を分解する
実際の見積書を見ると、
- 太陽光パネル一式
- パワーコンディショナ(パワコン)
- 架台・金具
- 電気配線工事・メーター類
- 足場・諸経費
- 保証・アフターサービス
といった項目に分かれていることが多いです。
▼ 「本当のコスト」を押し上げるポイント
- 国産・高効率パネル(Panasonic / SHARPなど)
- 屋根形状が複雑で、架台や施工手間が増える
- 保証パッケージが厚い(長期保証など)
- ハウスメーカー経由で中間マージンが乗る
逆に、
- 海外メーカー(Qセルズ・Canadian・LONGiなど)
- シンプルな片流れ・南向き屋根
- 外部業者による直接施工
といった条件だと、同じkW数でも総額がグッと抑えられることもあります。
「うちの屋根の形だと有利なのか?」という視点は、こちらの記事が参考になります。
→ 新築の屋根形状と太陽光の相性|どの形が有利?
ハウスメーカー経由はなぜ高くなりやすいのか?
新築の多くの人が最初に見るのはハウスメーカーから提示された太陽光の見積書です。
ここでよくあるのが、
- 「なんとなく高い気がするけど、相場が分からない」
- 「ローンに組み込めるから、とりあえずそのまま採用」
というパターン。
▼ HM見積りが高くなりやすい理由
- 指定メーカーになりやすく、価格が下がりにくい
- 施工管理・保証などの中間マージンが上乗せされる
- 「住宅ローンに組み込める」ことで心理的ハードルが下がる
「HMだからダメ」ではありません。 ただ、外部業者の見積りと比較しないまま決めてしまうのは、かなりもったいないです。
ハウスメーカーと外部業者の違いを知りたい方はこちら。
→ 新築の太陽光はハウスメーカーと外部業者どっちが得?メリット・デメリット比較
見積比較のやり方・どれくらい差が出るかを知りたい場合はこちら。
→ 【必見】新築太陽光は見積比較で最大80万円得する?!価格差の出る理由と交渉術
ZEH・補助金で「実質費用」はどう変わる?
新築なら、ZEH(ゼッチ)+国・自治体の補助金を使えるケースがあります。
▼ イメージしやすい例
- 太陽光5kWの導入費:100万円
- ZEH・自治体補助:合計50万円
- → 実質負担:50万円
※実際の金額は年度・制度・条件で変わります。
同じ「費用100万円」でも、
- 補助金なし:100万円を電気代削減で回収
- 補助金あり:実質50万円を回収
というように、回収年数が大きく変わることが分かると思います。
ZEHや補助金の概要・条件はこちらで詳しくまとめています。
→ ZEH・補助金とは?新築太陽光で活用できる制度一覧
蓄電池を入れると費用はどれくらい増える?
近年、新築で太陽光を検討する人の多くが、「蓄電池も気になる」と言います。
▼ 蓄電池のざっくり費用感
- 容量:6〜12kWhが一般的
- 費用:およそ100〜200万円前後
- 全負荷タイプは+10〜20万円ほど高くなりやすい
太陽光5kW(90〜125万円)+蓄電池(100〜200万円)と考えると、セットで200〜300万円台になるイメージです。
蓄電池の主な目的は、
- 自家消費率アップ(電気代削減)
- 停電・災害時のバックアップ電源
であり、「蓄電池だけで元を取る」というより、太陽光とセットで暮らしの安心と電気代対策を両立する設備というイメージに近いです。
蓄電池の採算・災害対策としての価値は、こちらで詳しく解説しています。
→ 太陽光+蓄電池は本当に必要?
ざっくり採算イメージ:費用と回収年数の関係
ここでは、詳しい計算は別記事にゆずりつつ、ざっくりしたイメージだけおさえておきましょう。
▼ モデルケース(4人家族・5kW)
- 電気代削減:年間 約7〜10万円
- 売電収入:年間 約2〜4万円
- 合計メリット:年間 約9〜14万円
導入費を100万円とすると、
▼ 回収年数のイメージ
- 年間メリット10万円 → 約10年で元が取れる
- 補助金が入ればさらに短縮
新築の家に20年以上住むつもりなら、十分「検討に値する投資」と言えます。
よりリアルな数字でシミュレーションしたい方はこちら。
→ 太陽光発電の費用相場と回収年数
よくある誤解と失敗パターン【費用編Q&A】
Q1. 「太陽光は高すぎるから、うちはムリ…?」
数字だけ見ると確かに安くはありませんが、
- 電気代の削減
- 売電収入
- ZEH・補助金
- 災害時の安心
まで含めると、単なる「贅沢なオプション」ではなく、長期の光熱費対策+安心設備という位置づけになります。
Q2. 「元が取れないって聞いたけど…?」
「元が取れない」と感じやすいパターンは、
- 電気使用量が少ない(一人暮らしなど)
- 日中ほとんど不在で、自家消費が少ない
- 売電収入だけで採算を考えている
といったケースです。 逆に、電気をしっかり使う家庭+在宅時間が長い家庭+ZEH・補助金の組み合わせだと、数字上はかなり有利になります。
「どんな条件だと元が取れないのか?」を事前に知っておきたい方はこちら。
→ 太陽光発電の費用相場と回収年数
Q3. 「後付けでもいいんじゃない?」
後付けでも導入はできますが、新築時より
- 足場・施工費が割高になりやすい
- 配線やパワコン位置の自由度が下がる
- ZEH・補助金を逃す可能性がある
といったデメリットもあります。
「迷うから後回し」ではなく、「新築時に一旦しっかり比較してから判断」が失敗しにくいパターンです。
まとめ:新築太陽光の費用は「比較してから判断」が正解
▼ この記事の要点
- 新築太陽光の相場は18〜25万円/kW、5kWで90〜125万円前後
- 実際の費用は、メーカー・屋根形状・施工経路・蓄電池・補助金で大きく変わる
- ハウスメーカー経由は割高になりやすいが、比較せず決めるのはNG
- ZEH・自治体補助を使えば実質負担は大きく下がる
- 4人家族×5kWなら、回収はざっくり10年前後が目安(条件により短縮も可能)
太陽光の費用は、「高いか安いか」ではなく「条件と比べて妥当かどうか」で判断するのがコツです。
そのためには、ハウスメーカーの見積りだけでなく、外部業者・相見積り・診断ツールも活用して、情報を揃えたうえで決めるのが安心です。
▼ 無料診断で採算シミュをチェック
「うちの新築だと、何年で元が取れるの?」という疑問は、シミュレーションしてしまうのが一番早いです。
▼ 一括見積りして最安値を把握
同じ太陽光でも、業者によって数十万円単位で価格差が出ることも珍しくありません。
▼ 見積書のチェックポイントを知っておく
見積りを取る前に、どこをチェックすべきかを知っておくと失敗しにくくなります。
▼ 業者選びで失敗したくない方へ
価格だけで決めると、施工品質やアフターサポートで後悔するケースもあります。
費用の次は、「本当に元が取れるのか?」も合わせてチェックしておくと安心です。
→ 太陽光発電の費用相場と回収年数
また、「そもそも自分の家は太陽光をつけるべきか?」から整理したい場合は、ハブ記事に戻って全体像を確認してください。
→ 新築に太陽光発電はつけるべき?費用・採算・後悔しない判断基準

