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「今月の電気代、いくらなんでも高すぎない…?」
広島市内でオール電化住宅にお住まいの方。冬や夏の請求額を見て、思わずため息をついていませんか。
「ガス代がない分安くなるはずだったのに、これじゃ家計がもたない」と悩む気持ち、すごくよくわかります。
実は私も以前、冬の請求額が5万円を超えてしまい、「オール電化にしたのは失敗だったのでは…」と本気で青ざめた経験があります。
明細を見ても何が原因なのか分からず、ただただ不安でした。
でも、焦らなくて大丈夫です。
落ち着いて「料金単価」と「使用量」を分けて分析した結果、我が家が高い理由がハッキリと分かりました。結論から言うと、オール電化が必ずしも高いわけではありません。
「中国電力の料金プランの仕組み」や「設備の古さ」、そして「日中の電気の使い方」が絡み合って、結果的に請求額が膨らんでしまっているケースが大半なのです。
この記事では、広島市でオール電化にお住まいの方に向けて、電気代が高くなる本当の原因と、効果的な見直し手順を分かりやすく解説します。
「とりあえず我慢して節電しよう」と無理をする前に、まずはご自宅の状況を一緒に診断してみましょう!
広島市のオール電化で電気代が高いと感じる主な原因
電気代が高い原因は、各ご家庭によって異なります。
まずは、オール電化世帯によくある4つの大きな原因を見ていきましょう。
原因1 中国電力の時間帯別単価と昼間使用
オール電化住宅の多くは、夜間の電気代が安く設定されたプランを利用しています。
中国電力エリアであれば、「電化Styleコース」などを契約している方が多いでしょう。
このプランの最大の特徴は、夜間や休日は割安な反面、平日の昼間の単価が比較的高く設定されていることです。
参考:中国電力「電化Styleコース」
そのため、テレワークで日中もずっと家にいる方や、専業主婦(夫)で昼間に家事を行うご家庭では、単価の高い時間帯に電気を使ってしまい、結果的に電気代が跳ね上がってしまうのです。
原因2 冬の給湯・暖房使用量
「冬になると急に電気代が倍近くになる」
これはオール電化あるあるです。
冬場は気温が下がるため、お湯を沸かすために莫大なエネルギーが必要になります。
広島市は比較的温暖なイメージがあるかもしれませんが、冬場はしっかり冷え込みます。
参考:気象庁「広島 平年値(年・月ごとの値)」
さらに、暖房の稼働時間も長くなるため、給湯と暖房のダブルパンチで冬の電力消費量は一気に増大する構造になっています。
原因3 電気温水器・蓄熱暖房機など旧式設備
ご自宅のお湯を沸かす機械は、どのタイプでしょうか。
もし「電気温水器」や「蓄熱暖房機」といった旧式の設備をお使いなら、これが高額請求の大きな原因かもしれません。
資源エネルギー庁の資料でも指摘されている通り、旧式の電気温水器は、空気の熱を利用する最新のヒートポンプ機器(エコキュートなど)に比べて、消費電力がかなり大きくなります。
参考:資源エネルギー庁「電気代が高い!?月額10万円超えの理由と、高騰対策を解説!」
「設備が古いまま、一生懸命節電だけ頑張っている」という状態は、実はとてももったいないのです。
原因4 再エネ賦課金・燃料費調整
電気代の請求明細には、使った分の電気代のほかに「再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)」や「燃料費等調整額」が含まれています。
例えば、2026年度の再エネ賦課金は「4.18円/kWh」となっており、電気をたくさん使うオール電化世帯にとっては無視できない負担です。
参考:経済産業省「2026年度の再生可能エネルギー発電促進賦課金単価」
また、政府による電気料金の支援策(2026年8月使用分は低圧4.5円/kWh引きなど)がある月とない月でも、請求額は一時的に大きく変動します。
参考:資源エネルギー庁「電気・ガス料金支援」
「今月は急に高い!」と感じた時は、実はこういった外部要因が影響していることも多いのです。
まず確認すべき電気代チェックリスト
原因が分かったところで、次にご自宅の状況を診断しましょう。
お手元に検針票(またはWEBのマイページ画面)を用意してください。
月額ではなくkWhを見る
一番やりがちな間違いが、請求額の「〇〇円」という金額だけを見て一喜一憂することです。
私が失敗に気づけたのも、この見方を変えたからでした。
先ほどお伝えした通り、電気代は燃料費調整や再エネ賦課金、政府の補助などで単価が変動します。
純粋に使いすぎているのかを知るためには、金額ではなく「使用量(kWh)」を前年同月と比較することが重要です。
時間帯別使用量を見る
次に確認すべきは、どの時間帯に電気を使っているかです。
中国電力のマイページ等で、時間帯別のグラフを確認してみてください。
「昼間の棒グラフが異常に高い」という場合は、夜間割安プランの恩恵を受けられず、高い単価の電気を買い続けている証拠になります。
給湯器の種類・年式を見る
最後に、家の外にある給湯器のラベルを確認しましょう。
「電気温水器」と書かれていたり、設置から10年以上経過している場合は要注意です。
最新の省エネ機器(エコキュートなど)と比較すると、驚くほど効率が悪い状態で稼働している可能性があります。
参考:省エネ型製品情報サイト
中国電力の電化Styleコースは広島市の家庭に合う?
さて、オール電化向けプランの代表格である「電化Styleコース」ですが、今のライフスタイルに合っているか判断しましょう。
向いている家庭
共働きで平日の日中は誰も家にいないご家庭や、洗濯機や食洗機などを意識的に「夜間」や「休日」に回しているご家庭には、このプランは非常に向いています。
割安な時間帯を最大限に活用できているため、そのまま継続して問題ありません。
見直した方がよい家庭
一方で、リモートワークが中心になったご家庭、ペットのために日中もエアコンをつけっぱなしにしているご家庭、二世帯住宅などで常に誰かが家にいるご家庭は、見直しをおすすめします。
高い昼間の単価が適用される割合が増えるため、電化Styleコースのメリットよりもデメリットが上回ってしまう可能性が高いからです。
新電力に切り替えると安くなる可能性がある人
「じゃあ、どこの電力会社にすればいいの?」
ここで選択肢に入ってくるのが、新電力への切り替えです。
日中の使用量が多い家庭にとっては、時間帯に関わらず単価が一律のプランや、オール電化向けでも条件が良い新電力へ乗り換えることで、年間数万円の節約になる可能性があります。
比較前に確認すべき注意点
ただし、安易な乗り換えは禁物です。
資源エネルギー庁も注意喚起していますが、新電力を選ぶ際は以下のポイントを必ずチェックしてください。
参考:資源エネルギー庁「電力の小売全面自由化に関するQ&A」
- 解約金・違約金の有無:契約期間の縛りがないか。
- 市場連動型プランのリスク:電力の市場価格が高騰した際、電気代が青天井になるリスクはないか。
- 燃料費等調整額の条件:上限設定が撤廃されていないか。
また、一度中国電力の旧メニューから解約すると、元のプランに戻れないケースもあるため慎重に判断しましょう。
エネチェンジで比較する意味
「条件が多すぎて、自分で計算するのは絶対に無理!」
そう感じるのが普通です。
そこでおすすめなのが、国内最大級の電力比較サイト「エネチェンジ」を活用することです。
検針票の数値を入力するだけで、広島県(中国電力エリア)で申し込める新電力の中から、ご家庭の条件に合ったプランをシミュレーションしてくれます。
参考:エネチェンジ「広島県の電気料金比較」
いきなり申し込む必要はありません。
まずは「今の契約のままでいいのか、他に変えたらどれくらい下がる可能性があるのか」を診断するツールとして使ってみてください。
太陽光・蓄電池で電気代対策できる家庭
契約プランの見直しと並行して検討したいのが、根本的に「電気を買う量を減らす」という選択肢。つまり、太陽光発電と蓄電池の導入です。
太陽光が向く家庭
太陽光発電は、「日中の電気使用量が多い家庭」に最も効果を発揮します。
電化Styleコースの高い昼間の電気を買わずに、自宅の屋根で作った電気で賄うことができるからです。
広島市は日照条件にも恵まれており、屋根の向きや広さなどの条件が合えば、電気代の大幅な削減が期待できます。
蓄電池が向く家庭
蓄電池は、「夜間も自家消費したい家庭」や「災害時の停電対策を重視する家庭」に向いています。
昼間に太陽光で作って余った電気を貯めておき、夜間の給湯や夕食時のピーク時に使うことで、電気代を極限まで抑え込むことが可能です。
「経済的にお得になるか」は条件によって大きく変わりますが、防災としての価値は非常に高い設備です。
広島市の蓄電池補助金で注意すべきこと
実は、広島市では蓄電池などの導入に対して補助金制度が用意されています。
例えば令和8年度の場合、蓄電池の補助額は「3万円/台」、対象は合計「490台」となっています。
参考:広島市「補助金情報」
ここで絶対に注意してほしいのが、「着工前申請」が必要だということです。
「工事が終わってから申請すればいいや」と思っていると、要件を満たせず1円も受け取れないという悲惨な失敗に繋がります。
また、受付期間や残台数には限りがあるため、導入を検討するなら早めに見積もりを取り、補助金が間に合うか業者に確認してもらうことが必須です。
対策の優先順位
ここまで様々な原因と対策をお伝えしてきましたが、「結局、何から手をつければいいの?」と迷ってしまいますよね。
最後に、失敗しないための正しい優先順位を整理します。
低コスト対策
まずは今日からできること。
エアコンの設定温度を見直す、室外機周りの障害物をどかす、厚手のカーテンを使うなど、家庭向けの省エネ行動を実践しましょう。
参考:資源エネルギー庁「家庭向け省エネ関連情報」
これだけでも、月数百円〜数千円の積み重ねになります。
契約見直し
次に行うのが、ノーリスクでできる「電力会社の比較」です。
検針票を元に、現在の使用量や時間帯のクセを把握し、エネチェンジなどの比較サイトでシミュレーションを行います。
ここで「安くなる」という結果が出れば、大きな初期投資なしで固定費を下げられます。
設備投資
もし電気温水器が古かったり、日中の電気代がどうしても削れない場合は、設備投資の出番です。
エコキュートへの交換、または太陽光・蓄電池の導入を検討しましょう。
高額な商材なので、必ず複数社から見積もりを取り、広島市の補助金対象になるかプロに確認してもらうことが成功の鉄則です。
オール電化の電気代は、正しい手順で見直せば必ずコントロールできます。
高い請求額に悩まされ続ける前に、まずは「契約の比較シミュレーション」か「設備の見積もり」という、無料で行える第一歩を踏み出してみてくださいね。
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