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冬の寒い朝、いざ顔を洗おうとしたらお湯が出ない。リモコンを見ると、見慣れない「C45」の文字が点滅している。
「えっ、エコキュートが壊れたの!?修理代いくらかかるの!?」と、突然の事態にパニックになってしまいますよね。
実は私自身も、数年前の大寒波の朝にこの「C45」エラーを経験しました。お湯が使えない焦りから、すぐに修理業者へ電話しようとしたのですが、少し落ち着いて調べてみた結果、単なる「配管の凍結」だったんです。お昼頃になって気温が上がると自然に解凍され、無事にお湯が使えるようになりました。
ネットで「C45」と検索すると「ポンプの故障」と書かれている記事も多いですが、必ずしも故障とは限りません。
この記事では、公式情報をもとに「C45が出たときにまず確認すべきこと」から「安全な対処法」「修理が必要なケース」までを順番に解説します。
焦る気持ちは痛いほど分かりますが、まずは深呼吸。一緒に順番にチェックしていきましょう!
ダイキンエコキュートのC45とは?
そもそも、リモコンに表示されている「C45」とはどのような意味なのでしょうか。まずはエラーの正体を知ることで、不安を少し和らげましょう。
C45は沸き上げポンプ系統の異常停止
結論から言うと、C45は「沸き上げポンプの回転数低下・異常停止」を知らせるサインです。
エコキュートは、ヒートポンプと貯湯タンクの間でお湯(水)を循環させながらお湯を沸かします。このお湯を循環させるための心臓部ともいえる「沸き上げポンプ」が、何らかの理由でうまく回らなくなったときにC45が表示される仕組みになっています。
「じゃあやっぱりポンプの故障じゃないか!」と思うかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。
ポンプ自体が壊れていなくても、「水が通らない(断水・止水栓閉め忘れ)」「水が凍っている(凍結)」といった外部要因でポンプが回れなくなった場合にも、このC45エラーは表示されます。だからこそ、いきなり修理を呼ぶ前に状況を切り分けることが大切なのです。
新しくお湯を作れない可能性と残湯
C45が出ている状態では、新しくお湯を沸き上げることができません。
ただし、一つ安心できるポイントがあります。それは、「すでにタンクの中に貯まっているお湯(残湯)は使える可能性がある」ということです。もし蛇口をひねってお湯が出るようであれば、タンク内の残り湯を使い切るまでは、シャワーや洗い物をしのぐことができます。残りの湯量に気をつけながら、落ち着いて次の確認に進みましょう。
まず確認する原因は4つ(焦らず順番に!)
C45が出たとき、すぐに修理業者に連絡する前に、自分で確認できる4つのポイントがあります。以下の順にチェックしてみてください。
- ① ご自宅の地域で断水していないか?
- ② 昨晩から今朝にかけて冷え込み、凍結していないか?
- ③ 給水止水栓が閉まったままになっていないか?
- ④ 一時的なエラーの可能性。リセット後に再表示されるか?
断水していないか
近所で水道工事を行っていたり、災害の影響で断水になっていませんか?断水するとエコキュートに水が供給されないため、ポンプが空回りするのを防ぐためにC45を出して停止します。
キッチンの水道を開けてみて、水が全く出ない場合は断水が原因の可能性が高いです。この場合はエコキュートの故障ではありません。
配管が凍結していないか
冬の寒い時期(特に氷点下になった朝)にエラーが出たなら、配管の凍結を強く疑ってください。
水は凍ると体積が膨張し、配管内で詰まってしまいます。その結果、お湯を循環させられなくなりエラーが出ます。「昨日までは普通に使えていて、今朝いきなりC45が出た」というケースは、この凍結パターンが非常に多いです。
給水止水栓が閉じていないか
意外と多い見落としが、「給水止水栓」の閉め忘れです。
何かの理由(旅行前の水抜きや配管の点検など)で止水栓を閉めた後、開け忘れていると水が供給されずC45が出ます。エコキュートの脚部カバーの中などにある止水栓の場所を確認し、しっかり開いているか見てみましょう。
リセット後に再表示するか
断水でも凍結でもなく、止水栓も開いている。その場合はシステムの一時的な誤作動の可能性もあるため、一度「リセット」を試します。
リセット手順はリモコンの機種によって異なりますが、決定ボタンや特定のボタンを長押しするケースが多いです。もしリセットしてエラーが消え、そのまま通常通りお湯が沸くなら一時的な不具合だったと言えます。
しかし、リセット後すぐにC45が再表示される場合は、部品故障の疑いが強くなります。
原因別の正しい対処法
原因の見当がついたら、次は正しい対処を行いましょう。間違った対処をすると、機器を壊してしまうリスクがあるので要注意です。
凍結時の対処(熱湯は絶対にNG!)
配管が凍結している場合、早くお湯を使いたい気持ちから「熱湯をかけて溶かそう」とする人がいますが、熱湯は絶対にNGです。急激な温度変化により、配管が亀裂を起こしたり給水栓が破損したりする恐れがあります。
ダイキン公式でも、「自然解凍を待つ」ことが推奨されています。気温が上がる日中まで待ち、水が出るようになったらエラーをリセットしてください。
断水時の対処(空気と泥水をしっかり抜く)
断水が終わったからといって、すぐにお湯を出してはいけません。水道管の中に空気が入っていたり、工事の影響で泥水が混ざっていることがあるからです。
まずは洗面所やキッチンの「水側(お湯ではない方)」の蛇口を開け、泥水や空気が完全に抜け、きれいな水がスムーズに出ることを確認してください。きれいな水が出たのを確認してから、エコキュートの給水止水栓を開け、エラーのリセットを行います。
積雪・寒波時の確認
大雪や強い寒波の際は、ヒートポンプユニット(室外機のような四角い機械)の周辺も確認してください。
ヒートポンプは空気の熱を利用してお湯を沸かします。そのため、雪が積もって空気の通り道がふさがれていると、うまく動作せずエラーの原因になることがあります。周囲に雪が積もっている場合は、吸い込み口と吹き出し口の周りの雪を取り除いてあげましょう。
修理が必要なケースと費用の考え方
凍結でも断水でもなく、何度リセットしても「C45」が消えない。その場合は、残念ながら本体内部の部品が故障している可能性が高くなります。
ポンプ・基板・水熱交換器詰まりの可能性
内部故障として考えられる主な原因は以下の通りです。
- 沸き上げポンプの故障:経年劣化によりポンプ自体が動かなくなっている状態。
- 基板の不具合:ポンプに指令を出す頭脳(プリント基板)が故障している状態。
- 水熱交換器の詰まり:配管内部に汚れやスケール(水アカ)が詰まり、水が循環できない状態。
これらは専門のサービスエンジニアによる現地点検を行わないと、どれが原因か断定できません。素人がカバーを開けて触るのは感電や水漏れのリスクがあるため、絶対にやめましょう。
修理費用はどう考えるか?
「修理にいくらかかるのか?」が一番心配ですよね。
実は、ダイキン公式の「修理目安金額一覧」のページには、C45エラーの目安金額が掲載されていません。
なぜなら、先ほど説明したように「ポンプ交換だけで済むのか」「基板も交換が必要か」「そもそも別の原因か」など、状況が多岐にわたるため、一概に金額を出せないからです。正式な金額は、業者が現場を見てからの提示となります。
ネット上の情報では「〇万円〜〇万円」と書かれていることもありますが、あくまで参考程度にとどめ、必ず現場での見積もりを確認してから修理を依頼するかどうか判断してください。
業者に依頼する前の注意点
いざ修理や点検を依頼する際にも、気をつけるべきポイントがあります。
修理依頼時に伝える情報まとめ
スムーズに対応してもらうために、以下の情報をメモしておき、電話窓口で伝えましょう。
- エコキュートの型番(本体のシールに記載されています)
- エラーコード「C45」が表示されていること
- エラーが出たタイミング(今日の朝から、など)
- 断水や凍結の可能性の有無
- リセットを試したが再発したこと
点検商法にご注意を!悪質業者を回避する
エコキュートが壊れて焦っている心理につけこむ、悪質な業者にはくれぐれも注意してください。
国民生活センターでも注意喚起されていますが、「近所で工事をしているから無料で点検しますよ」と突然訪問してきて、「今すぐ交換しないと危険です!」と不安をあおり、高額な契約を即決で迫る手口が増えています。
飛び込み営業の業者には依頼せず、ダイキン公式のサポート窓口や、家を建てたハウスメーカー、または実績が確かな地元の専門業者に依頼するのが最も安心です。
よくある質問(FAQ)
Q. 自分で部品を買って修理できますか?
A. 絶対にやめてください。エコキュートの内部には高電圧の配線が走っており、感電の危険があります。また、水漏れを起こして家屋にダメージを与えるリスクもあるため、部品の交換は有資格の専門業者に任せましょう。
Q. 修理と交換、どちらがいいのでしょうか?
A. 使用年数によって判断が分かれます。
エコキュートの寿命は一般的に10年〜15年と言われています。もし設置から10年以上経過している場合、メーカーの部品保有期間が過ぎていてそもそも修理できないこともあります。また、高額な修理代を払って直しても、すぐに別の部品が壊れる「故障の連鎖」が起きる可能性も高いです。
設置から10年近く経っているなら「交換」も視野に
C45エラーが内部故障だった場合、ポンプや基板の交換で数万円以上の出費になるケースもあります。長年使っているエコキュートなら、最新の省エネモデルに交換した方が、毎月の電気代が安くなり長期的なコスパが良くなることが多いです。
「高額な修理代を払うか、思い切って新品に買い替えるか」迷う場合は、修理見積もりだけでなく、交換業者の無料見積もりも同時に取って比較するのが一番賢い選択です。

